昨夜はアメリカでのバイナンスに対しての提訴があったため、暗号通貨市場は下落しました。
BTCは一時26,700ドル台に下落し、前回の2,000ドル下落の底よりも一段下回りました。
そして今も引き続き鈍い動きをしています。
バイナンスがアメリカで提訴される
バイナンスと同社の趙長鵬CEOが、トレーディングおよびデリバティブの規則に違反した疑いがあるとして、米商品先物取引委員会(CFTC)が提訴しました。
CFTCはバイナンスが米国居住者の仮想通貨デリバティブ売買を容認していた疑いがあるとして、2021年から調査を進めていたようです。
CFTCは通常、米国居住者にプラットフォームでの取引を開放する場合には運営事業者に登録を義務づけています。
・300程度の自社アカウントがありインサイダー取引制限が除外されていた疑い
・米国のトレーダーに無登録の先物・オプション提供
・永久的な取引・登録禁止を求める
この問題に対してバイナンスは要求通りに従うと思います。
しかし、もし、自社アカウントでインサイダー取引を行っていたとすれば、これは業界の根幹に関わる信頼喪失につながる可能性もあると思います。
この辺りは細かく世界中から情報を集め、シェアしたいと思います。
今のところは、この問題に関してはTwitter等でも静観ムードです。
下落相場で耐性が強いTONコイン
暗号通貨市場全体が下落するときにはTONは相対的に根強い動きをとります。
昨日からの24時間チャートを見てもこれは明らかです。
トレーダーの中には、逃避先通貨としてTONを選択している人も多いのかもしれません。
長期的な保有銘柄としてステーキングしてTonを持ち続ける選択とは別に、暗号通貨市場の短期的なトレンドと、TONの値動きを組み合わせた一定レンジの売買というのも実は割合効率良く利益を得られる可能性もあると思います。
明日はBitfinexにTONが上場
こちらも便利なツールを作れるか考えてみたいと思います。1月以降でも20%以上の値幅で利益が取れるタイミングが何度もありますから。
そして、いよいよ明日はBitfinexにTonが上場です。
大手取引所としてはKucoin以来の2箇所目の上場となりますので、確実にTONを新規に売買できる投資家が急増することになります。大きな価格上昇に期待です。
マイクロストラテジーはBTCを追加購入
2023年2月16日から3月23日の間に、MicroStrategyは約6,455ビットコインを約1億5千万ドルの現金で取得しました。平均価格は約23,238ドルでした。
マイクロストラテジーが引き続きBTCを買い続けていることは市場にとってもプラス材料だと思います。
しかし、彼らの持つ平均単価は29,817ドルと、今回購入額よりもずっと高く、非常に賢い人たちにとっても、暗号通貨市場を読み解くことが難しいのだと言えるのかもしれません。
2023年3月23日現在、MicroStrategyは138,955ビットコインを保有しており、購入価格の合計は41億4千万ドル、平均購入価格は29,817ドルとなっています。
米銀行問題はひと段落か?
破綻したシリコンバレー銀行(SVB)の買収で合意したファースト・シチズンズ・バンクシェアーズの株価は50%余り上昇しました。
昨日の米国市場では、銀行問題への楽観的な見方からS&P500種株価指数の金融株指数が1%超上昇しましたが、世界的に広がった金融不安に関しては、まずは一段落したとみても良いかもしれません。
まだ利上げは続くので不確定要素は多い
ただし、まだ利上げが続きますので、金融機関にとっては保有国債の含み損はさらに大きくなる可能性が高いため、不確定要素は多いです。
不透明感増大で、資産価格に織り込まれたリスクプレミアムに上昇圧力がかかり、投資家の間で予備的な貯蓄の必要性が高まります。これにより株式市場への売り圧力が高い状況が続く可能性が高いです。
そして、実態経済の下振れが市場の動きに追いつくまでにまだ時間がかかっており、このタイムラグが米株式市場の重しになると考えています。市場の本格上昇にはFOMCでの利上げ打ち止めという明確なサインが必要です。
次回のFOMCでも0.25%利上げの公算
FOMC会合開催日に連動したスワップ取引では、5月2、3両日開催の次回会合で0.25ポイントの利上げが行われる公算の方が、行われない公算よりも現時点で大きいことが示されています。
ただし、FOMCまでは40日ありますので、その間に出てくる経済指標によって変わってきますので、この辺りも注意深く本格上昇のタイミングを見極めていきます。
AIが米経済への最成長をもたらす
生成系AIは米労働生産性を今後10年間に年間約1.5ポイント押し上げる可能性があると、ゴールドマンサックスはレポートで発信しています。
アメリカの生産性は2022年までの10年間に平均で年間1.3%しか向上していないため、レポート通りとなれば目覚ましい成長となります。
世界全体で少なくとも半数の企業がAIテクノロジーを導入すれば、その後の10年間に世界のGDPは年間ベースで7%押し上げられる可能性があると、ゴールドマンサックスは分析しており、これは約7兆ドル(約920兆円)に相当します。
AIは世界の生産性を年間1.4ポイント押し上げると、同社エコノミストらは見込んでいます。
生成系AIで最も大きな成長を見込めるのはアメリカ
生成系AIにより最も大きな成長を見込めるのはやはりアメリカだと思います。日本株よりもアメリカ株に大きな魅力を感じているのは、IT分野、AI分野で世界を引っ張る立場にあるからです。
IT分野に関しては中国も著しい伸びを見せていますが、先端半導体が今後は手に入りにくくなること。そして中国政府による突然の規制などを考えると、恐ろしくて中国株は触れません。
購入しているエヌビディアは引き続き堅調な値動き。190ドル台で購入していますが、昨日は265ドルとなっており、既に39%の上昇です!!
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