暗号通貨市場が引き続き弱い展開が続いています。
10時30分時点でのBTCの価格は15,860ドルをつけています。
過去1ヶ月の動きを見ても、FTX破綻後の下落、そして市場の弱さが顕著になってきています。
2022年の暗号通貨市場の動きを振り返ると?
今年の暗号通貨市場は年初からマクロ経済リスク要因からの下落が続きました。
欧米でのインフレ抑制のための急速な利上げにより、株価が下落する中で、当初はNASDAQとの相関関係が強く、それに合わせて暗号通貨市場は下落しました。
新興企業が多いNASDAQ市場は利上げには敏感で今年1年のチャートを見ても明確です。
LUNA:UST崩壊、負の連鎖拡大
そして5、6月は暗号通貨市場の中での独自要因からの下落が続きました。LUNA:USTが崩壊し、数兆円が瞬時に吹っ飛びました。そしてそれに合わせる形でボイジャー、セルシウス、スリーアローズなどレンディング企業やヘッジファンドが連鎖的に破綻しました。
LUNA,USTで数兆円単位の資産が蒸発したこと、お金の流れが全て止まってしまったことにより負の連鎖が続いたわけです。
当時の状況はこちらの記事で理解を深めてみてください!
夏場は株式市場が上昇する中で、暗号通貨市場にも資金が戻り、急速に戻り相場に向かうような展開もありました。特にこの時点ではWeb3.0への期待感から関連トークンの上昇が目立ちました。
しかし、この上昇は続かず、8月のジャクソンホールでのパウエル議長の演説で
高い利上げが今後も続くことが嫌気され米株が下落します。上記NASDAQのチャートを見ても8月後半からの下げが非常にわかりやすい形で理解できるかと思います。同様に暗号通貨市場もだらだらと下落していきます。
水面下で何が起こっていたのか?
FTX・アラメダリサーチの資金繰りの悪化です。実は春の時点で既に両社は財務的には破綻状態にあったのだと思いますが、5.6月は業界他社を救済することを続け暗号通貨業界の救世主と言われていた時代もありました。しかし実際に行っていたことは明らかな違法行為でした。こちらにまとめてありますので読んでみてください。
バンクマンフリードの行っていた愚かな行為
FTXの破綻後、既に出金を停止した取引所やレンディング会社が出ています。暗号資産取引大手のジェネシスは顧客の解約を停止しています。暗号通貨交換業大手のジェミニも一部商品の顧客の解約を停止しています。レンディング大手のブロックファイも破綻に向かっています。香港の大手暗号通貨取引事業者のジェネシスグローバルもFTXに預けた5,000万ドル分の資産の引き出しができず、事業を停止しました。
暗号資産の流出が加速
取引所の破綻リスクを回避するために、取引所からの暗号通貨資産の流出が続きます。市場流動性が低くなることで、少ない売りでも価格は下落します。
今日はBTCは15,470ドルまで下げ、今年の安値を更新しました。
この後BTCはどこまで下落するのか?
底値については既にある程度の予測はついています。
アルトコインの下落はさらに悲惨でETHは今日は1,088ドルの安値をつけました。
それ以外のアルトコインの下げはさらにきついです。
暗号通貨市場はこのまま終わってしまうのか?
↓
これは NO!!!!!!!!
確実に世の中にブロックチェーンは浸透しています。
実際に実社会で使われ始めています。
重要なポイントはトークンのニーズの大きさ
重要なポイントはトークンのニーズの大きさです。そして、時流・テーマに乗っていることです。
このポイントを理解し、うまく掴み、そして底値で購入する。
この点を抑えていけば、暗号通貨投資ほど短期で大きなリターンを得られる投資市場はありません。
そして、見切りをつけて売る時は損をしてでも売ることが重要。
クリプトトレンドリサーチを利用する皆さんに公開している10万ドル口座でも今月も損切りを行っています。バイナンスのFTX買収が破談になることをニュースが流れるずっと前の時点で予測できたからです。
↓↓ こちらの記事をご覧ください ↓↓
そして、この時は損切りをしつつ、FTXの独自トークンのFTTを大きくショートすることで、その後FTTトークンは大きく下落する中、大きな含み益となり、損失を相殺できています。
暗号通貨市場で大きな投資成果を得るために必須のアイテムです。
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