Tradingview(トレーディングビュー)とは
株・為替・仮想通貨・CFDなど、あらゆる金融商品を取引されている方も多いと思われます。例えば僕自身の例ですが、個別株はやらず株価指数は見る、そして為替と仮想通貨(主にビットコインやイーサリアム)を取引していますが、これ結構あちこち見る(見たくなる)ことが多く、仮想通貨取引所のみでは物足りない時があります。
そんなときに、Tradingview(トレーディングビュー)は非常に強い味方となります。トレードでは、MT4(メタトレーダー)が有名で多く使われている方もいらっしゃると思いますが、トレーディングビューを活用する人も増えています。そして無料での活用がOK(有料版もあります)
今回は、そんなトレーディングビューの詳細について解説します。
Tradingview(トレーディングビュー)、まずは無料登録から
トレーディングビューは無料でも使える便利な機能ですが、登録が必要です。有料版については以下の通り。
Basic:無料
Pro:14.95$(月額)
Pro+:29.95$(月額)
Pro+:29.95$(月額)
Premium:59.95$(月額)
それぞれの機能については下記画像でご確認ください。
僕は、無料を使っており十分と感じていますが、テクニカルツールをたくさん入れたい方や広告などが邪魔と感じる方は、有料版も「30日間無料でお試し」可能ですので、気になる方は試してみるといいですね。
トレーディングビューはこちら
Tradingview(トレーディングビュー)のここがすごい①
まだまだ、正直使いこなせていない感が否めないTradingview(トレーディングビュー)。理由は、機能が満載すぎるほど充実しているからです。
すべてがTradingview(トレーディングビュー)で完結するのではないか?というほどの便利さですが、まずはなんといってもあらゆるチャートを表示させることが可能なところです。
・株式市場世界の株式市場に上場している大型株、セクター&業種別のパフォーマンスなどをウォッチ可能です。
・外国為替
主要通貨ドルや円、ユーロなどはもちろんですが、中東、アフリカなどマイナーな通貨もウォッチすることが可能です。また、ドルインデックスやユーロや円指数など通貨インデックスも揃っており、大きな流れを掴むことにも対応できます。
・仮想通貨
ビットコインやイーサリアムなどの各種アルトコイン、時価総額やパフォーマンス(変動率)をチェックすることも可能です。
・指数
日経平均やNYダウなどの世界の主要株価指数が揃っています。
・先物市場
農作物、通貨、エネルギー、金属、金利などの先物市場があります。
・債券市場
国債(ソブリン債)は中央政府によって発行されますが、主要10年債や各国の短期債まで確認可能です。
これだけがすべて見れてしまうのか。。とぶっちゃけお腹いっぱいです。色々とTradingview(トレーディングビュー)内を見ていくと、まだまだ面白い機能があります。
Tradingview(トレーディングビュー)のここがすごい②
あらゆる金融商品をウォッチできるのをご理解いただけたと思います。ただ、あれ?あの金融商品どこにいったっけ?と再度トレーディングビュー内を迷子にならないように便利な機能があります。それは、「ウォッチリスト」です。いわゆるブックマークのようなもので、そうしておくことで次にTradingview(トレーディングビュー)を開いた際に、すぐ見れるようになります。
ウォッチリストへの入れ方
1、ウォッチリスト横シンボルの追加「+」をクリック
2、ウォッチしたい金融商品を選ぶ、ここではドル円(USDJPY)を選択し+マークをクリック。ここではOANDAを選びましたが、複数のブローカーの中から選択することが可能です。
3、ドル円のチャートが表示されました。画面右にある一覧は、僕自身がウォッチリストに入れている内容です。(赤四角部分)これは一番下ですので、ウォッチリストを上にスクロールすると、ビットコインやイーサリアム、日経平均CFDなども入れています。
チャートに入れているテクニカルは個人の好みで、一目均衡表、RCI、移動平均線を表示させていますが、これも画面内で変更することが可能です。
チャートインジケーターの変更
1、画面にあるインジケーターストラテジー(黄四角部分)をクリック
2、入れたいインジケーターを検索、ここでは「移動平均」と入れました。お好みの移動平均線を選んでクリックすると表示されます。
Tradingview(トレーディングビュー)のここがすごい③
さて、ここまであらゆる金融商品がTradingview(トレーディングビュー)ではウォッチすることが出来て、さらにはそれを自分のオリジナルウォッチリストに作成させることが可能だということをお伝えしましたが、最後はトレーダーにとってはさらに心強い内容です。それは、トレーダーの投稿を見ることが出来ることです。
各金融市場には、そこを土俵として日々トレードをしている先輩や強者はたくさんいますが、そのような方々が「アイデア」としてチャート画像を用いて自身の考え、方向性を投稿されています。もちろん、自分のトレード軸が固まっている方は必要ありませんが、まだ不安だ、たまには他の人の意見を確認したいという方は活用してみるのも、トレードを進めていく中での一助となるでしょう。
ホーム画面の「アイデア」から色々と見ることが可能ですので、是非ご覧ください。公開チャットなども見てみると面白いです。
外国為替市場のチャートを開いている際のヘッドライン(ニュース)と、仮想通貨のチャートを開いている際のヘッドラインが違うという細部の配慮も素敵ですね。
外国為替(ドル円)の場合のヘッドライン
仮想通貨(ビットコイン円)の場合のヘッドライン
金融市場と一言にいっても個々の情報の詳細は変わってきますので、その都度別サイトのニュースをチェックする手間が省けて非常に便利です。まだまだ奥深い機能が眠ってそうな(僕が発見できていないだけかも)Tradingview(トレーディングビュー)についての解説でした。
トレーディングビュー
https://jp.tradingview.com/
毎週1回情報をまとめてお送りします。
AI TRUSTでは日々の金融市場に影響を与えるニュースを独自の視点から解説を行っています。是非ご自身の投資指標としてご活用ください!!