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【注目未上場AI企業】Lightricksとは?今後の価格や将来性について解説!

チャットGPTが登場してからは様々なAIが出てきています。

その中でも人気急上昇中の動画作成・編集AIアプリ「Facetune」を開発しているイスラエルのLightricksという企業について解説していきます。

Lightricks(ライトリックス)の概要

Lightricksは、2013年にイスラエルのエルサレムで設立された企業で、ビデオと画像編集のモバイルアプリを開発しています。

特に自撮り編集アプリのFacetuneで知られており、450人以上の従業員を抱えています。

2021年時点で、同社のアプリは5億回以上ダウンロードされています。

エルサレムに本社を置き、ハイファ、ベエルシェバ、ロンドン、シカゴにもオフィスを構えています。

会社名 Lightricks(ライトリックス)
設立 2013年
創業者 Zeev Farbman、ほか
本社 イスラエル エルサレム
製品 Facetune ほか写真・動画の処理ソフト多数
ウェブサイト https://www.lightricks.com/
IR情報 https://www.crunchbase.com/organization/lightricks

Lightricksの歴史

Lightricksは、5人の創業者によって2013年に設立されました。

創業当初は自己資金で運営され、ハーバードビジネススクールのケーススタディの対象ともなりました。

2015年に初めての資金調達を行い、その後も複数回の資金調達を成功させています。

2019年にはゴールドマン・サックス主導のシリーズCラウンドで1億3500万ドルを調達し、10億ドルの評価額を達成。2021年9月にはシリーズDラウンドで1億3000万ドルを調達し、18億ドルの企業価値をつけました。

Lightricksの主要製品は写真加工アプリ「Facetune」

Lightricksは、Facetuneをはじめとする多岐にわたる画像・ビデオ編集アプリを提供しています。

FacetuneはAppleの最もダウンロードされたアプリにも選ばれ、7年連続でAppleのトップ5有料アプリにランクインしています。

その他にもPhotoleap、Lightleap、Videoleap、Motionleapなど、さまざまな編集オプションを提供するアプリがラインナップされており、ソーシャルメディアでの共有やビジネス向けのグラフィックデザインなど、多岐にわたる用途に対応しています。

自撮りリタッチビデオツールである「Facetune Video」は、AIによるパワーを活用して、リアルタイムで自撮りやポートレートビデオのリタッチと編集を可能にしています。

このAI技術により、ユーザーは瞬時に高品質なビデオ編集を行うことができます。

Lightricksの公式ホームページ要約

製品とサービス

680万回以上のダウンロードを持つ写真・ビデオ編集ツール。クリエイターが作品を収益化し、ブランドがコンテンツを拡大するためのサービス。

国際的な展開

4つの国際オフィス、ゴールドマン・サックス資産管理、インサイト・パートナーズ、グレイクロフト、ClalTech、Viola Venturesなどのバッカー。

Zeev Farbman

共同創業者兼CEO。学術キャリアから企業経営へ。600人以上の従業員を持つ国際的な企業への成長を主導。

その他の経営陣

Nir Pochter(共同創業者兼CMO)、Yaron Inger(共同創業者兼CTO)、Amit Goldstein(共同創業者兼COO)、Daniel Berkovitz(CPO)、Shaul Meridor(CFO)、Noa Rosenberg Segalovitz(VP HR & General Counsel)。

Lightricksの理念とは?

クリエイター向けの最新情報、AIツール、ブランド取引、報酬などについての情報提供しており、すべてのスキルレベルの人々が自己表現し、創造の魔法に触れることができるように設計されたツールの提供をしています。

また、創造的プロセスの再構築として、すべてのレベルのクリエイターが、学習曲線を減らし、創造への障壁を取り除く直感的な機能で、好奇心を素晴らしいコンテンツに変えることができるアプリの構築。

コンテンツに注目を集め、視聴者とつながり、コミュニティを最良に表現する方法で形成するための支援。クリエイター経済の変化する世界をナビゲートする支援しています。

Lightricksは今後どうなる?

Lightricksの直近の会社の評価額は、18億ドル程度(2021年度時点)ですが、資金調達も順調に進んでおり、主要株主にも注目です。

資金調達について

Venture Round

2022年2月23日に4社から資金調達

Secondary Market

2021年9月19日に$30Mを調達

Series D

2021年9月19日にHanaco Venture Capital、Insight Partnersなどから$100Mを調達

Series C

2019年7月31日にGS Growthなどから$135Mを調達

Series B

2018年11月19日にInsight Partnersなどから$60Mを調達

Series A

2015年8月12日にViola Venturesから$10Mを調達

主要株主

主要株主は下記のとおりです。

Goldman Sachs Asset Management、Insight Partners、Greycroft、ClalTech、Viola Ventures など

Lightricks社の直近のニュース

2023年6月12日:Lightricks: AIによる画像作成(および編集)がクリエイター経済に与える影響

2023年5月23日:Lightricksからの新しいコンテンツクリエイター調査がクリエイター経済の急速な変化を強調

2023年5月11日: LightricksがAndroid向けの写真編集アプリPhotoleapに強力なAI機能を提供

2022年12月22日:Lightricksがデスクトップ向けの画像編集へ拡大

2022年8月26日:モバイル写真編集アプリのクリエイターであるLightricksがテキストから画像へのジェネレーターを立ち上げ

2022年7月14日:クリエイターを「投資家」として持つスタートアップ

2022年7月5日: FacetuneのメーカーであるLightricksがスタッフの12%を解雇、クリエイター経済のスタートアップに打撃

まとめ:Lightricksはこのあとも成長する可能性が高い

いかがでしたでしょうか?

Lightricksの注目ポイントをまとめると・・・

・Lightricksの主要製品は写真加工アプリ「Facetune」

・4つの国でオフィスを展開、資金調達も順調

・ゴールドマンサックスなどが主要株主

この後、Lightricksについても動向を見ていき、メルマガでも情報を配信していきます。

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