コロナ禍で意見の相違
日本政府の政策を見ていてみなさんは、どう感じますか?例えば、現在検討のし直しが始まっている「GoToキャンペーン」。後手後手だ、とかそんなこと始めから分かりきったことだろ?などなど人によって意見は様々ですね。
このような中、身近でも意見の相違は多く出ています。今回は、大切な人との付き合い方について改めて考えてみたいと思います。
ボーナスカット、給料激減、カリカリする家族間
ボーナスカットが大企業でも導入されている件についての記事を寄稿しましたが、お金に関する問題は家族間をギクシャクさせます。当然、ボーナスがカットされれば今までの生活を一変させる危機なのでそうなるのは理解出来ますが、家庭内で意識しておきたいのが子供の気持ちです。
子供は、親の感情に敏感です。コロナ禍で、子供の自殺が深刻化されていますが、これは生活の変化や人気俳優の自殺なども取り上げられていますが、重要なのは、「子供と向き合う時間」ではないかと考えられます。家庭内で仕事に対して、給料に対して厳しい状況となると親も子供どころではなくなります。
では、学校はどうか?というと、学校側も新型コロナウイルスの対応に追われる面もあり、通常時より子供と向き合えていない、しっかりと表情を見る余裕がないのではないかと考えられます。誰もが厳しい時期。そんなときだからこそ、状況をそこまで理解出来ていない子供の気持ちはどうか?をふと考えることも重要です。
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会社での人間関係に違和感
職場においても、テレワークなど働き方が変わり、今までとは違う別の面があらゆる人に見えています。テレワークでいえば、相手の顔が見えずに、細かい連携が取りにくい状況です。言わなくても分かってるでしょ?という考えでいると、相手は全く気づいていない場合もあります。そこで人間関係がギクシャクします。
新型コロナウイルスの「コロナ観」についても意見は分かれます。僕の知り合いは、超がつくほど感染に対して敏感なのですが、周囲はそこまでしなくても・・ とどちらかというと無頓着(知人目線)のようで、会社では腫れ物に触るような扱いになっているのだとか。
メディアの報道や専門家の意見を見てもどれが正しいか理解に迷う場面もある中で職場での人間関係にも注意したいところです。企業の業績が悪くなると、経営者もカリカリしてきて、家庭同様、社内もギクシャクしてきてます。お給料に響く状況を察したのであれば、そこは逃げることも一つの手段と捉え、次を探す勇気も時には必要となってくるのではないでしょうか。
Go Toキャンペーンで彼氏との別れも
Go Toキャンペーンは、人の欲が出たような内容となっていると考えています。Go Toイートでいえば、無限にポイントで食べられる無限くら寿司や、鳥貴族のように一品だけ頼んで清算すると逆に得をするシステムなどがありました(今は終了しています)。
Go Toトラベルでは、普段は泊まることが出来ない高級旅館を安価で泊まることができると飛びついた人も多く、旅館側関係者によると「海外からの来訪者の方がマナーがいい」という声も出ている程です。これは、一部の方による客質によるものだと考えられますが、政府の政策の煽り感は否めません。
そんな中でも友達や彼氏(彼女)との意見の相違や、そんな考えとは思わなかったとショックを受ける場面や、酷い場合は別れることすら出ています。コロナ観というより、Go To観というところでしょうか。Go Toキャンペーンに対する価値観のズレが身近な人同士で生じているということです。
小学生同士の付き合いも複雑に
小学生同士も付き合いは複雑になります。それは、親が絡んでくることが多いからです。子供同士は遊ぼうと約束していても、コロナ禍での親の判断はそれぞれ異なります。第三波の感染拡大でも緊急事態宣言時のような緊張感はないものの、子供にとっては窮屈な遊び、親同士の意見の相違は当然出ますし、どっちが正解か誰も決めることは難しく、間に挟まれるのは、子供達です。そうなると、「○○ちゃんとはもう遊ばないで」と親の価値観を押し付けられることになり、下手をすればいじめに発展しかねません。
誰がどう判断するのか?
コロナ観で一番気になるのが、要請です。一つ興味深い内容がありましたのでご紹介します。それは、11月24日の「兵庫県が大阪など感染拡大地域への往来自粛要請決定」です。電車は動いています。兵庫から大阪に仕事に行く人など山ほどいます。この曖昧な基準だけでも、それぞれ意見は分かれますね。
ホリエモンが餃子店を閉鎖に
少し前に問題になったのが、ホリエモンこと堀江貴文氏と友人2名が餃子店に来店した際に、友人がマスクをしていなかったとのことで入店を拒否されたとのこと。店のドアには「マスク未着用の方は入店お断りします」と貼り紙。それに対して堀江氏が、「食べるときもマスクをしなければいけないのか?」など話が噛み合わずに、結局入店拒否の運びとなる。
店側はマスクでのトラブルは以前もあり、入店を拒否する方向で固めていたようですが、その後SNSで堀江氏が掲載したことで、店がバレてしまい、いたずら電話や嫌がらせを受け、店主の奥さんは病気になり、店は閉店に追い込まれました。これは双方の意見を直に聞いたわけではないので、なんとも言いがたいですが、コロナ禍が引き起こした典型的な問題といえますし、店側でいえば人生を変えられた事態です。(お店はその後クラウドファンディングを行いネット通販で再起をかけるようです。)
こんなときだからこそ、自分より相手
だれもが現在、不安や不満が溜まっている状況だと思われますが、こんな時だからこそ、いつも以上に相手の立場、気持ちを考えることを重視する時期ではないでしょうか。今まで長く付き合ってきた大切な人に対しては特にそうあるべきだと考えています。
新型コロナウイルスごときで、崩されてたまるか!ですが、感染や経済以外にも新型コロナはなかなかな強敵です。気を緩めると大切な人との関係をも悪化させられかねませんので、今一度立ち止まって考えるべきポイントです。
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