暗号通貨

【投資熟考2月26日】ビットコインの急落と今後の展望

最新の様々な投資・金融市場に対しての考えを定期的にアップします!

AI TRUSTの新たな記事として、様々な金融、投資市場に対しての考え、方向性についてまとめていきます。まずは2月26日時点での見解となります。

イーロンマスクバブルをどう捉えるか?

暗号通貨市場へのイーロンマスク氏によるTwitter発言の影響力が増しています。これはまさに過剰流動性バブルの最たる特徴であり、投機性の高い個人を中心とした資金が大量に暗号通貨市場に入ってきているために、市場は一喜一憂し、大きな上下動を繰り返します。

マスク氏も、自らの影響力の大きさを改めて感じていると思いますし、既にテスラ社で1,500億円ほどビットコインを購入していることを考えれば、今後はより慎重的な意見を発信することになると考えられます。

テスラ社への影響と株価展望

ビットコインのマイニングは大量の電気を必要とし、地球環境に決して良いものとはいえません。テスラの株主の中には、この点を危惧する声も多く、さらにはボラティリティの高い資産を持つことへの懸念も出ています。テスラ社の株価については、昨年のような急上昇を継続的に見せることはなく、ボラティリティの高い展開が続くと思います。

ただしビットコイン決済でのテスラ社の車の購入ができるようになれば、ビットコインの価格が大きく上昇し、大きく上昇したビットコインでテスラ車を買うという好循環の事例がたくさん生まれれば、新たな大きなファン層をテスラ社が獲得し、株価を押し上げる要因となる可能性もありますし、ビットコインの活用方法について、自社のソーラー発電所を生かしたビットコインマイニングなど、テスラ独自の驚くべき方法など見つかれば、批判・危惧をひっくり返すことにもなるかもしれません。実際にイーロンマスクは今まで数々の苦難をその形で乗り越えていますので。

今から改めてテスラ株を買うには価格水準は高すぎると感じますし、テスラ株の急落と共に過剰流動性バブルが終焉するということもあり得ます。既に大きく含み益があるのであれば、一部利確を進めることが正しいのではないかと思います。過剰流動性バブルは必ず何処かで終わりが来ますし、その時点では今よりもずっと安い価格で買い直すこともできるでしょう。

そして長期的な視点で考えた場合、テスラ社は市場の中心であり続け、今よりもさらに時価総額は高まっていると考えています。

ビットコインの急落と今後の展望

今回のビットコインの1万ドル以上の急落は、イーロンマスク氏の発言、そしてビルゲイツ氏の発言によるものが大きかったと考えられます。レバレッジをかけて投資をする個人投資家も多く、20%程度の大きな下げにより、ポジションを刈り取られ、売りが売りを呼び、下げを加速させました。

しかし、ジャックドーシー氏の決済会社のスクエアによる1.7億ドルのビットコイン購入など、プラス材料も多く、機関投資家やファンドなどは継続的に安くなれば市場で買い続けるでしょうから、底値は硬く、過剰流動性バブルが続く間は短期的な急落は何度も訪れるとしても、まだまだ上昇は続くことになると考えられます。過去1週間、1ヶ月の安値を参考にして、買い指値を分散させておくことが有効な投資方法と言えます。

AI TRUSTでも昨日はこの方法が非常に優位性を発揮し、日本の夜間時間に500万円以下の価格でビットコインを指値で購入することができ、当日昼間に売却をし、デイトレードで大きく利益を上げることができました。

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アルトコインの資産としての価値は皆無だが、FILには注目!

今回の暗号通貨市場の急落でも、ビットコインよりもアルトコインの方がボラティリティが高く上下しました。これは何度も言い続けていることですが、ほとんどのアルトコインは資産としての価値は皆無であり、あくまでも投機としての売買の対象に過ぎないと考えています。

であれば、多くの人が信頼をするビットコインのトレードを行っていたほうが、ずっとリスクも少なく効率も良いと思います。それぞれのアルトコインの動きに一喜一憂すること自体が無意味な行動で、時間の無駄だと考えます。

IPFSという革新的な技術を持つファイルコイン、FILだけは別物だと言い続けていますが、FILについては長期的に考えれば、ビットコインの価値を超えていく可能性が高いと個人的には判断しています。

米長期金利と為替

昨日は米長期金利は1.4%台をつけ、それによってドル円は106円台の円安水準まで進みました。米株も急落局面もありましたが、FRBパウエル議長による継続的な金融緩和支援発言が安心材料となり、株価は上昇しました。

現在の株価は世界的に過去最高値圏にありますので、今後金利が急上昇する局面があれば、株価はショック安になる可能性も高く、10%程度の下落は想定すべきでしょう。暗号通貨市場については25%程度の下げも十分に考えられると思います。

ただしパウエル議長は当面金融支援策を続けると断言していますので、大きな調整があれば、それは絶好の買うタイミングだと考えられます。

※こちらは参考意見として、あくまでも個人個人の自己判断で投資は行ってください。