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FX投資で10年勝ち続けている人の共通点とは?

FX投資 特徴

FXで勝ち続けている人は10年間で5%!?

FX投資は誰でも少額から投資できる上に、収益性も高く、レバレッジを効かせれば少ない元手資金で大金を得ることもできる夢のある投資だが、元本が保証された金融商品ではない。

FX投資で10年勝ち続けている人でも、これまで何億という資金を作ってきた実績を持つ腕利きのトレーダーでも、100%正確に相場を予想することは不可能でFX投資市場に参加する誰しもが、勝つこともあれば、負けることもある、これは当然のことである。

つまり、誰もがFX投資を続けている中で「勝ち」と「負け」を繰り返す訳だが、結果的にFXで負け続けることで全ての資金を失うトレーダーもいれば、FX投資で10年勝ち続ける安定した収支を長く出し続けているトレーダーもいる。

では、FXで勝ち続けている人になるにはどうすれば良いのか?

FXで勝ち続けている人の4つの特徴とは?

それを実現しているFXで勝ち続けている人には4つの共通点があり、簡単に書き出すと下記のような感じだ。

その1)徹底した「損小利大」の心がけ
その2)徹底した「資金管理」
その3)トレードの記録をつけて分析をする
その4)トレンドフォロー型のトレードに徹する

では、それぞれ説明していく。

その1)徹底した「損小利大」の心がけ

「勝ち」「負け」を繰り返す前提の中で、収益を上げるにはどうすれば良いか?

それは、「勝ち」の数を「負け」よりも多くする事、と答える人が多いかも知れない。

しかし、これはFX投資を行う上で適切なマインドセットとは呼べない。

というのも、FX投資で損失を出す人の多くが、コツコツとトレードを積み重ねて小さな利確(利益の確定)をし、ある日その総利益以上の損失を被り、市場から退場するケースが後を立たないのである。

重要なのは「勝ち」の数ではない。

「損失は小さく抑えて、利益は大きく取る」という、「損小利大」の原則に常に従うことである。

つまり、小さい損は気にせず、大きな利益を狙うトレードをせよ、と言うことである。

その為に重要なことは、取引に入る前に、必ず損切りのラインをしっかり決めておくこと。

これが簡単なようで、多くのトレーダーが実践していない。

その設定したラインに価格が達した時は、すなわち自身の想定と違う相場の動きになっているということなので、その時点で素直に負けを認め、損を確定し、次のトレードに備える事が重要なのだ。

この「損小利大」の考え方は、10年間継続してFX投資で勝ち続けている人に共通する点である。

その2)徹底した「資金管理」

例えば、ある時のトレードで1万円の利益が出たとする。その瞬間、多くの投資家の頭には「欲」が生まれる。

2倍の金額で投資をしていたら、利益も倍だったのに。
10倍の金額で投資をしていたら、利益も10倍だったのに。

そう言って、より高い利益を目指し、すぐに高い取引量(ロット)の投資を開始してしまい、その結果、それまでの利益を一度に吹き飛ばしてしまうケースが後を絶たない。

勝ち続けている多くの投資家は、儲けたからといって、いきなり取引量を増やすことはしない。

月ごとに集計し、利益は口座から出金し、同じ投資金額=余剰資金で取引を続ける。

この余剰資金でトレードをするということが勝ち続ける上で非常に大切な要素であり、「損小利大」のマインドセットに基づく損切りラインの徹底と合わせることで、心の平静さを常に保った状態でトレードに望むことが出来る訳だ。

もし数回のトレードで勝てたからと言って、急に取引量を大きくしてしまうと、含み損を抱え出した時に平静さを保つのは非常に困難になる。

仮に損切りラインを設定していても、損を確定するのは嫌だ、という感情が邪魔をし、必ず反転するはずだ、という根拠の無い自信に支配され、「損大」の結果を産んでしまうだろう。

利益は確定し、投資をする金額を予め決めておく事、

そして、その投資の資金に応じた、適切な取引量(ロット)で取引をする事。

これも、10年間継続してFX投資で勝ち続けている人に共通する点である。

その3)トレードの記録をつけて分析をする

FXで勝ち続けているトレーダーに共通していることの一つに、全てのトレードの記録をこまめにつけている事があげられる。

その日のトレードの内容、また値動きに関連する世界の政治・経済のイベントや値動き、経済指標の予測と結果など、とにかく細かく記録を残していく。

これにより、なぜ勝てたのか?なぜ負けたのか? その理由を分析し、同じミスをしないようにする。

簡単なようで、非常にマメな作業であるため、これが継続できるトレーダーは20人に1人もいない。

しかし、勝てた相場も、負けた相場も、同じような局面はこの後何度も訪れる。

その時に、どうトレードをするべきかの行動の精度を、記録をつけて自分なりに分析を続けることで高める事が出来る。

それでも予測が立てられないような相場局面も出てくるだろうが、その時は割り切って「トレードしてはいけない局面」として判断ができるようになる。

何も考えずに毎回その時の雰囲気だけでトレードしているトレーダーと、上記のように記録を残しながら分析を繰り返しているトレーダーを比べると、

短期的であれば前者の利益が高いこともあるだろうが、長期で見れば後者の方が「負けないトレード」が出来るのは言うまでも無い。

その4)トレンドフォロー型のトレードに徹する

FX投資のトレードには大きく2種類ある。

一つは、相場の大まかな流れに沿って形でトレードする「トレンドフォロー型」。

もう一つは、トレンドに逆らって、トレンドが反転するタイミングに大きな利益を狙う「逆張り型」。

トレーダーはそれぞれ、自身の得意なトレード型を持っているものであり、必ずしもこうでなければならない、と言う訳では無いが、

FX投資相場で勝ち続けている人の多くが「トレンドフォロー型」であることを最後に付け加えておこう。

「損小利大」を徹底しようとすると、後者のトレードの場合どうしても損失が大きくなる傾向がある。

長期に渡って安定した収益をトレードで出したいのであれば、トレンドフォロー型の方がやりやすい、と言う訳だ。

冒頭にも話をしたが、FX投資はレバレッジを効かせる事で、少ない資金で大金を得る事も出来る夢のある投資だ。

しかし、元本が保証された金融商品ではない。

つまり、その投資資金が全て無くなるリスクが付き纏う。

それ故に、自己流でのトレードは非常に危険である。

これから副業までにFX投資をやって見たいと言う方も多いだろうが、

まずはこれらの「10年間FXで勝ち続けている人」の行動パターンを参考にしつつ、同じことを実践できるよう、心がけて取り組むのをお勧めしたい。

FXで負け続けるには必ず原因がある。

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