為替市場の指標として見ておくべきものは下記となる。
①アメリカ・FRB政策金利(FOMC)
②雇用統計
③ユーロドルチャート
④ドル円チャート
この統計の発表によって、為替が大きく動く時があるので、この2つの指標を見ている人は非常に多い。
では、順番に説明していく。
①アメリカ・FRB政策金利(FOMC)
FOMC政策金利は経済指標の中でも最も重要と言われており、約6週間ごと(年8回)行われており、発表のタイミングは日本時間午前3時〜4時。
金利が上がると買いが増え、下がれば売りが増えると覚えておけば良いだろう。
金利が下がる:国の情勢や景気が悪い場合
金利が上がる:国の情勢や景気が良い場合
②雇用統計
雇用統計とは、アメリカの雇用情勢を示す統計で、毎月第1金曜日の21時30分に発表。
全米の企業や政府機関などに対してサンプル調査を実施し、失業率、非農業部門就業者数、建設業就業者数、製造業就業者数、小売業就業者数、金融機関就業者数、週労働時間、平均時給などの10数項目の数字が発表される。
その中でも、特に重要視されれているのが、「非農業部門就業者数」と「失業率」の2つ。
数値が良い場合:ドルが買われ、アメリカの株が高くなる。
数値が悪い場合:ドルが売られ、株が安くなる。
FXをやっている人などは必ず見ておくべき数字とも言える。
また、その他としてもユーロドル、ドル円の動きは常に見ておいた方が良い。
ユーロドルチャート
ドル円チャート
ドル円については、最近は大きな動きがなく、今年2020年の相場予測もしてみたので下記の記事もぜひ合わせて読んでみて欲しい。