JPモルガンCEOのダイモン氏はアメリカ銀行界の最重鎮ですが、昨日のインタビューも注目に値します。
まずはダイモン氏の今までの功績について振り返ってみましょう。
ジェイミー・ダイモン氏の功績とは?
※参照元:ヤフー(https://news.yahoo.co.jp/articles/933b752cd1a3f789b9420969e7bd04914bbd02a5/images/000)
JPモルガンのCEOであるジェイミー・ダイモン氏は、金融業界での長年の経験とリーダーシップにより、下記のように多くの功績を挙げてきました。
① ファイナンシャル・クライシスへの対応
② 経営手腕と業績の向上
③ 技術とイノベーションへの取り組み
④ 社会的貢献と公共政策への関与
⑤ 業界でのリーダーシップと影響力
⑥ 評価と認識
それでは、それぞれ説明していきます。
① ファイナンシャル・クライシスへの対応
ダイモン氏は、2008年の金融危機時にJPモルガンを率いて重要な役割を果たしました。同行は、他の金融機関が破綻したり混乱に陥ったりする中で、比較的安定を維持し、政府の支援を必要としないまま危機を乗り越えました。その結果、JPモルガンは金融業界での信頼と評価を高めました。
② 経営手腕と業績の向上
ダイモン氏の指導の下、JPモルガンは業績を改善し、安定的な成長を達成しました。彼は経営の効率性を高め、企業の収益性を向上させるためにさまざまな戦略を採用しました。
また、ダイモン氏は銀行のリスク管理にも重点を置き、経済的な変動に対して強固なポジションを維持することに成功しました。
③ 技術とイノベーションへの取り組み
ダイモン氏は、金融業界のデジタル化とイノベーションに対して積極的な姿勢を示しています。
JPモルガンをテクノロジー駆動の銀行へと進化させるため、デジタル化への投資やフィンテック企業との提携を推進しました。これにより、顧客体験の向上や業務効率化を実現し、競争力を強化しました。
④ 社会的貢献と公共政策への関与
ダイモン氏は、社会的貢献と公共政策に対しても積極的に取り組んでいます。
教育や雇用創出、住宅市場の改善など、様々な社会的課題に対して資源と影響力を提供してきました。また、経済や金融政策に関するアドバイスや提言を行い、政策決定のプロセスに参画しています。
⑤ 業界でのリーダーシップと影響力
ダイモン氏は、金融業界において強いリーダーシップと影響力を持っています。
金融業界の諸課題について積極的に発言し、他の経営者や政府関係者との対話を通じて業界の方向性を引き締めています。また、国際的な金融組織やビジネス団体においても重要な役割を果たし、業界全体の発展に寄与しています。
⑥ 評価と認識
ダイモン氏の功績は広く評価されており、彼は金融業界や経済界のトップリーダーとして認識されています。
複数の賞や栄誉を受けており、経済誌やメディアからの称賛も多く集めています。
その経営手腕やリーダーシップは、多くの人々に影響を与え、尊敬を受けています。
パリでブルームバーグTVとのインタビュー内容
銀行セクターに今年起きた波乱に終止符を打つべく規制当局は力を貸す時機だとしつつ、政策当局はすでに間違った教訓を得ようとしていると警告しました。
” 銀行にとってはさらに状況が悪くなるだろう。 規制とルール、義務が増える方向だ ”
” ルールや義務、規制が行き過ぎると、こうしたコミュニティーバンクからは貸し出し担当者よりもコンプライアンス担当者の数が多いとの不満が聞かれるようになる ”
” 銀行危機を終わらせなくてはならない ”
” 米連邦預金保険公社(FDIC)や通貨監督庁(OCC)、FRBなど当局は状況改善のために必要なことは何でもするべきだ ”
” 銀行は年1回のストレステストで「誤った安心感」を抱くよりも、潜在的なリスクを幅広く検証するよう促されるべきだった ”
” 米利上げはFRB自身が予測したものではなく、銀行が足をすくわれたこともFRBには想定外だった。”
” 驚いてばかりという状況にならないよう監督当局は小規模銀行の財務状況をもっと把握する必要がある ”
とダイモン氏は論じています。
非常に強い危機感を感じますし、既に破綻銀行の資産買取、救済も行っており、大手銀行だけではこの後の地銀破綻の対応が間に合わないことを相当懸念しているように感じます。
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銀行からMMFへの資金流入は加速
米国のマネー・マーケット・ファンド(MMF)の資産残高が2週連続で過去最高を更新しました。投資家がより高い金利を求め、比較的低利の米銀行預金から資金を移す動きが続いています。
米投資信託協会のデータによれば、10日終了週に米MMFには約183億3000万ドル(約2兆4700億円)が流入し、総資産は5兆3300億ドルに達しました。前週は約472億ドルの純流入でした。
先週のFOMCでは主要政策金利を16年ぶりの高水準に引き上げています。5%を超える短期金利は引き続き投資家をMMF資産に引き付けています。
MMF資産残高が過去最高を記録した背景には、一部の中小銀行の経営不安があります。
↓↓銀行破綻連鎖から経済悪化の流れ↓↓
パックウエスト株は一時34%安
先週に預金が9.5%減少したと明らかにしたパックウェスト・バンコープは23%安となりました。一時は34%安と急落しました。
パックウェストは11日の届け出で、複数の投資家候補と交渉しているとの報道がでて、預金に対する顧客の不安を増大させたことで資金流出が加速しています。
今日の夜のNY市場で売り込まれるようだと、週末に破綻することもあり得ると思いますし、金融市場の波乱はまだまだ続くことになりそうです。
【グリットトレード】実は為替市場との相性も非常に良い
1万ドルを使ってイギリスポンド円のグリットトレードを先週から行っていますが、昨日の午後から同様に1万ドルを使い、ドル円のグリットトレード、ピンポンを動かしています。
GBPJPYは含み益を合わせて600ドル程度の利益。
USDJPYは含み益を合わせて1日で740ドルの利益です。
ドル円の一円幅の動きの中で上手く利益を積み上げています。昨日午後からのドル円チャートを見ると、1円円高に向かった後、円安に反発したことで利益が積み増されました。
CPI発表、FOMC前後、日銀会議等、為替が大きく動く日程を外して動かせば、非常に効率良く稼げるように思います。
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