経済ビジネス

今週の暗号通貨市場動向

ジャクソンホールでのパウエル議長のタカ派発言以降、株式市場もかなり下落し、暗号通貨市場も底値圏での冴えない展開が続いています。

9月5日、日本時間11時半時点のBTCの価格は19,855ドルとなっており狭いレンジでの値動きが続いています。

しかし、株式市場と比較すると根強さもあり、基本的には6月が底値という考えは変わらず、それも意識されてBTCの2万ドル以下の状況ではしっかりと買われているように思います。このあとの直近は市場が急落するリスクは限定的だと考えられますし、今は慌てずじっくりと構えているのが正解だと思います。

9月13日には後半に米CPI発表

13日には後半に米CPI発表があります。これが予想を下回れば、金利先高にも天井が見え安心感が広がり株価は上昇し、暗号通貨市場にも買いが入ると思います。

ただし持続性のある上昇ではなく、実際のFOMCが開かれる後半までは上昇に対しては利確も続くでしょう。

年内はあと3回FOMCが開催されますが、合計で1.5%の利上げが予想されており、市場への重しとなるのは間違いありません。

エネルギー価格もアメリカはかなり下がりましたし、前月よりもCPIは下がると予想しています。ただし家賃など粘着性のある要因は高いでしょうから、CPIは大きくは下がらないでしょうね。

重い株式市場

日本株も本日午前は引き続き下落していますが、NASDAQ市場も8月半ばまでは上昇が続いたものの、そこから急速な下げが続いています。

この辺りも暗号通貨市場には重しになっています。

リスク要因として理解しておくべきもの

① 9月から量的引き締めの規模が2倍に

量的引き締め政策は5月のFOMC会合で発表されています。実行されたのは6月からですが、そこから8月まではバランスシート縮小の規模は月間300億ドルとされていました。そして今月からはこの規模が倍の600億ドルとなります。

2018年に世界同時株安を引き起こした量的引き締めの規模はまず50億ドルから始まり、その後300億ドルまで拡大されたましたから、今年8月までの規模でも2018年の最大規模で量的引き締めは行われていたわけですが、今月からはそれが遂に倍になります。

市場から資金が継続的に吸い上げられることは金融市場にとっては下落要因となります。暗号通貨市場にどの程度の影響を及ぼすのか? 当然マイナス影響は大きいと思いますので注意が必要です。

② 天然ガス高騰 欧州スタグフレーション入り

ロシアによる主要ガスパイプライン「ノルドストリーム」の稼働停止を受け、欧州のエネルギー危機は深刻化し、ユーロをさらに下押しする可能性が高いです。

今週以降、再度欧州での天然ガス価格は大幅に上昇する可能性は高いです。欧州のインフレは高止まりが続く中、景気が悪い中で利上げをこの後行っていきますから、欧州の金融市場の混乱は避けられないでしょう。

そしてここにきて非常に気がかりな点は、アメリカの天然ガスの貯蔵量が例年より大幅に減少していることです。この後はハリケーンシーズンにもなりますし、施設の稼働が止まった場合、天然ガス価格はアメリカでも高騰する可能性が高く、冬場の需要期に天然ガス不足となると、欧州に天然ガスを輸出する量が減ることになると、経済混乱・金融市場の混乱は続くリスクが高まります。

欧州は確実にスタグフレーション入りするのではないかと考えています。

Web3.0を理解する上でのお勧め本

最近はWeb3.0関連の本をまとめて繰り返し読んでいます。タイのバンコクにも紀伊國屋があり、新刊は20%OFFとなっており、実は日本の販売価格と変わらないのです。

最近読んだWeb3.0関連の本の中で、この4冊は順番に読んでいくことをお勧めします。伊藤穰一氏の1冊は非常にわかりやすく理解し易い内容だと思いますので、最初にこの1冊を読むことをお勧めします。

・テクノロジーが-予測する未来-web3、メタバース、NFTで世界はこうなる 伊藤穰一
https://www.amazon.co.jp/dp/4815616469

他の3冊も内容的にかぶる部分は当然ありますが、Web3.0の理解を深めるという意味で読まれることをお勧めします。

・Web3とDAO 誰もが主役になれる「新しい経済」
https://www.amazon.co.jp//dp/B0B3MJKP6X/

メタバース未来戦略 現実と仮想世界が融け合うビジネスの羅針盤 久保田瞬
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B3RBR6WY/

仮想通貨とWeb3.0革命  千野 剛司
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B3MSQPWM/

これらの本を読むと市場の多少の上下に動揺することもなく、じっくりとこの先のWeb3.0、暗号通貨市場の成長を見ていくことができると思います。

ボラティリティの高い暗号通貨を資産として持つわけですから、精神的な安定を求めるという意味でも大切なことだと思います。

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ABOUT ME
チャーリーTAKA
日本を代表する投資家兼実業家でもあり、グローバル・チーフ・ストラテジストとして活躍中。
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