経済ビジネス

2022年7月後半の暗号通貨市場展望

暗号通貨市場は今月後半もまだまだ波乱が続くと思いますので、相当慎重に相場に対応する必要があります。

レンディング、Defiは落ち着いたのか?

スリーアローズ、Uprise, ボイジャーが破綻し、セルシウスもチャプター11の申請間近。
Vauldも入出金を止め、まだまだこの先どこから問題が噴出するかわかりません。

さらにはUSDT、テザーからの資金流出も加速しています。次の大きな下げがあれば、レンディング、Defiの連鎖破綻が更に拡大する恐れがあります。

BTCは幾つかの底値を示す指標はでている

幾つかの指標を見ると、BTCのチャートに限って言えば、底値を示す指標は出ています。

しかし、まだ底ではと考えています。世界経済がリセッション入りした場合には、高リスクで投機的な資産の投資許容度はさらに下がることになります。

そして、今月のFOMCでの利上げも0.5%から0.75%と高い利上げとなりますので、この辺りを考えても今は買い場ではありません。大きな下げがあと一回、二回のあとの反転を期待したいところです。

7月の経済イベント

米株式市場は今年上期、1970年以来で最悪の下落を記録しました。相場が下期に持ち直せるかどうかの分岐点は、決算や消費者物価指数(CPI)の発表、連邦公開市場委員会(FOMC)など重要材料が数多く控えるこの7月になるかもしれません。

数十年ぶりの高インフレを抑えるためにFOMCが大幅利上げに踏み込んだことが、上期の最大の下落要因と言えます。8日発表の6月雇用統計が失望を誘う内容となれば、景気後退への懸念が一層強まるかも知れません。その翌週には6月のCPIが発表されます。5月のCPIは予想を上回り、FOMCが6月に75bpの大幅利上げに踏み切る契機となりました。

コンファレンス・ボード(CB)が6月28日に発表した6月の米消費者信頼感指数は1年4カ月ぶりの低水準でした。米供給管理協会(ISM)が7月1日に発表した6月の製造業景気指数は2年ぶりの低水準でした。直近の景気・消費に対しての指数はどれも予想を超えて、大幅に下落しています。

インフレと経済成長のどちらが最初に落ちるか?

第2・四半期の決算発表も11日の週からは本格化します。インフレが高騰し経済成長を巡る懸念が広がる中でも、企業が想定していた収益を維持できるかどうかが焦点となります。

特にGAFAMや半導体銘柄が予想を超えた下落業績を発表すれば、NADAQ市場の下落を再加速させるでしょう。

そして、当然暗号通貨市場にはそれ以上のショックを与えることになります。

20日のTeslaの決算発表は要注意!!

Tesla社の販売台数が第二四半期は第一四半期に比べて落ち込んでいますが、最近のイーロンマスク氏の発言を見ていると、相当業績が悪いのではないかと感じさせられます。

tweetも殆ど呟くことがなくなりました。テキサス、上海、ドイツの工場も連鎖的な問題は続いています。業績発表がショッキングなものとなれば、Tesla株は暴落する恐れがあり、暗号通貨市場への悪影響も非常に大きなものとなる可能性が高いです。

フェイスブックの4-6月期の広告収入が同社史上初めて前年同期比の伸びがゼロになる可能性が高いというアメリカの専用金融サイトからの最新情報が入りました。

Google、Twitter、Amazonの広告枠も前年同期比9%増加と非常に低い伸びを予想しています。1から3月期は17%増加でしたので、明らかに低い伸びです。経済が確実に落ちてきています。

まずは20日のTeslaが悪い決算を出してくると思いますが、21日にTwitter。

さらには26日にグーグル、28日Amazonとありますので、連続して低成長、マイナス成長ということになると市場にかなり激震が走る可能性があります。

NASDQがこの期間だけで15%の下落も十分に考えられ、となると、BTCはこのタイミングで30%下落、アルトコインは50%下落というのも十分に考えられるラインです。

■今月の主な決算(なぜかメタの決算発表日がわからず)

20日 Tesla
21日 Twitter
26日 AMD、アルファベット、マイクロソフト
27日 ボーイング、ペイパル、クアルコム
28日 アップル、アマゾン、インテル、マイクロストラテジー

この辺りの決済の詳細内容が分かった時点で、毎週のレポートの方に書いていきます。

今月も本当に市場の動きに注意をしていきましょう。

株式市場、暗号通貨市場の底は?

やはり以前予想した通り、8月後半から9月のイメージです。アメリカの小売業者の在庫の積み上がりが異常です。この四半期は多くの企業が業績の下方修正をおこない、それが市場へのショックを与えることになりそうです。

企業業績悪化は経済、雇用を冷え込ませ、そしてエネルギー需要も抑えます。結果的にエネルギー価格も需要低減で下落し、インフレが落ち着きます。そうなれば利上げが止まりますから、9月のFRBでは利上げなしの可能性もあります。

そうなれば、そこから金融市場が上昇を始めることになると思います。

アメリカのアナリストや専門家の意見を一通り拾っていますが、FRBが9月には積極的な金融引き締めスタンスをやや弱める形に方向展開する可能性が高いです。

8月にはこの辺りがはっきりしてくると思いますが、ここでBTC、ETH、そして主要アルトを拾うタイミングが来そうです。

ABOUT ME
チャーリーTAKA
日本を代表する投資家兼実業家でもあり、グローバル・チーフ・ストラテジストとして活躍中。
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