暗号通貨市場は7日に急落しましたが調整局面は今回は長くはないと考えています。
コロナ変異種の世界的な流行は収まらず、イスラエルでは3回目のワクチン接種が進んでいるにもかかわらず、コロナ感染が拡大しています。ヨーロッパ各国やアメリカでも同様の状態であり、これから晩秋・冬を迎える北半球の先進各国では、具体的な金融引き締めを早期に行うことは難しく、結果的に過剰流動性バブルはまだまだ継続すると考えられるからです。
ただし要注意事項として、中国常大のデフォルトリスクを理解しておく必要があります。先週末のNY株はこの点を嫌気されて大幅安となりました。中国住宅都市農村建設省は先週、中国恒大の主要債権金融機関に対し、同社が20日に融資の利払いを行えない見通しだと伝えています。23日にも何種類かの社債の支払い期限となっていますので、今週はこの点が要注意です。
AVAX アップデートで価格は倍に!!
先週、Avaranche(AVAX)の大型アップデートが行われました。
8日には35ドル以下だった価格が、アップデート終了後の18日には75ドルを超える価格まで急上昇しました。
参照元:AVAXの2週間のチャート(コインマーケットキャップ)
10日間で倍以上の上昇になったわけですが、今回の調整は短期間で終わると考えるのは、AVAXの上昇をみての判断でもあります。市場の過熱感は続いているのです。
今後も大型トークンのアップデートについても注目をしていきましょう。クリプトトレンドリサーチでは日々3人のスタッフが市場の検証作業を進めていますが、大型アップデートの前に市場でトークンを購入し、アップデート後に売却を行うことは、今の市場環境ではかなり手堅い投資手法と考えられます。
年内のスケジュールを考えた場合、ビットコイン、イーサリアムがそれぞれ大型アップデートを行います。
特に年末までにかけては市場が加熱するのではないかとも考えています。
そして、このタイミングでは一度利確を行うことも大切な判断だと思われます。
中国恒大集団のデフォルトリスクには要注意!!
過剰流動性バブルはまだまだ続きますが、中国の不動産会社の大手である中国恒大集団のデフォルトリスクには注意を払う必要があります。有利子負債は表面で分かっているだけでも33兆円規模にも上り、既に株価も社債も暴落状況にあります。
当初は中国政府も肩入れし、ソフトランディングに向かうのではと考えられていましたが、ここにきての習近平体制での様々な産業への強硬姿勢を見ていると、さらには不動産価格の上昇が中国内の二極化の大きな要因になっていることも考えると、中国恒大集団への肩入れはしない可能性もあります。
そうなれば、中国全土での不動産バブル崩壊という可能性も高まりますし、それを要因に金融市場全体に悪影響を及ぼす可能性もあります。
当然のことながら、もしそのようなことになれば、再度多額の資金が世界中で投じられ、市場ショックを和らげるような行動がとられることになり、バブルが繰り返されることになると考えられますが、市場ショックの規模は現時点ではわかりませんので、中国恒大集団のニュースには皆さんも必ず一通り読んでおいてください。
AI TRUSTのフェイスブックページでも8月22日に記事でアップしていますが、今後も定期的に中国恒大集団のリスクについては追っていきますので、こちらのページも是非チェックしておきましょう。
>> https://www.facebook.com/AI-TRUST/
1日1記事アップしていますので。
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