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暗号通貨フロス崩壊が意味するもの

暗号通貨市場は週末も大きな下落が!

日曜日の日本時間深夜帯に暗号通貨市場は急落し、ビットコインの価格は31,000ドル程度まで下落をしました。その後は35,500ドルまで急回復し、相変わらず暗号通貨市場は落ち着きのない動きをしています。

AI TRUSTでは4月の半ばの時点で、暗号通貨市場が完全に転機を迎えたことをメルマガの中でも伝えていました。そしてTwitterでも4月頭の時点から連続して荒れる市場での注意を促しました。AI TRUSTとしてのBTCトレードについても、その時点で終了することも伝えました。

今の市場を見て頂ければ、これらの判断がどれだけ正しかったか理解頂けるかと思います。

今日は改めて現状の暗号通貨市場の動きと今後の動向についての考えを述べさせていただきます。

市場の調整局面はまだしばらく続く

暗号通貨市場はイーロンマスク氏の発言などにより、先週は大きな下落を見せ、その後落ち着きを取り戻しました。しかし週末に中国が改めて、マイニングの中国内での禁止、そして中国での暗号通貨決済の禁止を発表したことにより市場は再度不安定な状況になりました。

BTCについては一時的ではありますが、19日には3万ドルまでバイナンスでは下落していました。そこから4万ドルを超える水準まで戻ったものの、本日早朝の時間帯には31,000ドルまでの下落がありました。暗号通貨市場の時価総額に至っては、このタイミングでは瞬間的に100兆円ほど吹っ飛びました。

2018年の暗号通貨バブルの崩壊の時を振り返ってみると?

2017年11月にはいり、暗号通貨市場の時価総額は2,000億ドルを超えました。

そこからちょうど1ヶ月で時価総額は4,000億ドルを突破

さらには2018年の1月後半に当時の最高値となる8,500億ドルを突破しました。

AI TRUSTのチーフストラテジストであるチャーリーは、ぴったりのその時点で、暗号通貨バブルの崩壊をセミナーで説明しました。まさにそのタイミングが最高値となり、本当に翌日以降から市場が暴落していったのです。この時点での最大時の時価総額が100兆円程度でしたから、絶対額で考えた場合、今回はそれ以上の下落が起こったということです。

今回の暗号通貨市場の大きな下落は株式市場や他の金融市場への影響も及ぼしましたが、株式市場についてはかなり落ち着きを取り戻したように見えます。しかし中国当局の規制により、暗号通貨市場は週末も不安定な状況が続きました。

” 今回のことをきっかけに過剰流動性バブルが崩壊するのか? ”

と言えば、これは否です。

今回は ” 暗号通貨フロス(泡)の大調整 ”

というレベルだと考えています。過剰流動性バブルは日米欧中とも続いています。金融緩和の状態が続いていますので、一時的に逃げた資金はまた市場に戻ってくるでしょう。

大きな下落のあと、アメリカでは暗号通貨送金に対しての規制をかける報道もありましたが、極端に厳しい案をかけようとしているのではなく、金融口座間での資金移動では当たり前の措置が取られるだけで市場のショックはこのニュースに関しては大きくありませんでした。これを考えても、今後の市場は徐々に落ち着きを取り戻し、再度上昇に向かっていくと考えられます。

ただし、暗号通貨市場の中では主役が交代する可能性があります。

この点には注意が必要です。膨大な電気を消費するPow(プルーフオブワーク)は敬遠される傾向がでてくるでしょう。特に金融機関に関しては、SDGsに敏感になっていますから、過剰な電力を消費し、CO2を排出するマイニングを敬遠する傾向は強くなるでしょう。

BTCの時代はいよいよ終わりで主役交代か?

無駄な電力消費については今まで投資家も、関係者もわかっていたことでしたが、価格上昇の魅力がそれ以上にあり、誰もが見て見ぬ振りをしていました。テスラのイーロンマスク氏も当然この問題はわかっていたことだと思いますが、それに目を瞑って投資をし、テスラ車自体をBTCでかえるようにしていました。しかしたった2ヶ月でこの考えをやめています。これはテスラ社に投資を行う機関投資家への配慮があったのかもしれません。

BTCのマイニング方法であるプルーフ・オブ・ワークが巨大な電力を使用しており、やはりこれは大きな問題です。イーロンマスク氏はこの解決方法として、環境に優しい電力をマイニングで使うことを提案していますが、マイニングを行う上での絶対的なルールとして決めてしまえば、これは現実的に可能な方法だと思います。

ブロックチェーンの活用は新たな領域に!

NFTでの活用の広がりやDefiでの活用の広がりといった実社会での利用が広がっています。これを考えるとイーサリアムがやはり有望ですし、実社会で必要とされるトークンと、そうでないトークンとの分別は確実に行われていくことになるでしょう。

利用価値のないトークンの価格が一時的にまた上がるようなことになったとしても、これは単に博打、ババの掴み合いだと考えるべきで、一切触らずに本物に投資をすること。これが改めて重要なのです。そしてさらに言えばボラティリティが高い市場ですから、暗号通貨市場だけに資産を集中させることはリスクが高すぎます。レバレッジを大きくかけて投資するのは、投資ではなく投機です。今回の下落で肝を冷やした方は、自らの投資戦略を改めて見直してみてください。

イーサリアムのプルーフオブステークへの移行に注目

現在、PoWを採用するイーサリアムは、米国の一般家庭2,100世帯分の消費電力に相当する2.62MWのエネルギーを消耗するとの結果が出ていますが、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)移行後は2,000分の1の水準になるとの見積もりが出ています。

そして、プルーフオブステークへの移行は2022年早期に行われることも発表していますが、これが更に前倒しになる可能性も高いように思われます。そうなれば暗号通貨市場の主役が交代する可能性も高いように思います。

投資視点を変えれば下落も平然と受け止められる

AI TRUSTでお薦めしていたファイルコインも大きく下落しました。しかし実は全く今回の下落については気にもしていません。それはなぜかと言えば明確で、マイニングを行なっているからです。FILは毎日継続して入ってきます。このあと3年間(継続することでそれ以上)日々入ってくるわけですから、今の価格など全く気にする必要がないのです。

そしてこれだけの下落があり、昨日から本日更に大きくファイルコインの価格は下落しましたが、3年間で見た場合、170%程度のリターンは見込めますので、今後の再度の値上がりを考えれば全くもって問題ないのです。ましてや費用は経費計上できますから、今期の暗号通貨トレードの大きな利益をマイニングで機材を購入することで全額利益の繰延ができるわけです。非常に戦略的に有効な方法なのです。

ファイルコインの最新のマイニングシミュレーションをこちらから確認してみてください

https://filecoin-jp.com/mining/

この数字を読み解くこと自体、すごく勉強になります。今週の世界経済の動き、金融市場の動きを注意深く俯瞰しながらクレバーな投資を続けていきましょう。

ABOUT ME
チャーリーTAKA
日本を代表する投資家兼実業家でもあり、グローバル・チーフ・ストラテジストとして活躍中。
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