安倍元首相が演説中に銃撃を受け亡くなられました。
アベノミクスは完全な失敗だったと考えていますが、卓越した実行力を持ち、外交力を持ち、日本を変えようとした力を持たれていました。謹んでご冥福をお祈りします。
異常な日常の常態化
先週の投資熟孝でも、世界は平和な時代には戻らないと話をしたばかりでした。今回の安倍首相への銃撃も、令和の時代として考えられない出来事です。
G20外交サミットがインドネシアで行われていましたが、共同声明を出すこともできず、世界が分裂した状況は明らかです。
スリランカは自ら破綻を声明し、混乱が更に酷くなっています。
中国の債務の罠の問題が表面化したことが要因でしたが、エネルギー高騰、食糧不足、さらにはアメリカの金利引き上げによる外国資本の逃避といったことが複合的に重なったことで、一気に情勢が悪化しました。
スリランカと同じことが、今後はアフリカ、中東、中南米で起こることは確実です。世界は本当のカオス、混沌の時代に入ったことを改めて心に留めておいtください。
恒常化するインフレに対してのリスクヘッジを!!
安倍元首相が亡くなられたことで、黒田総裁の後押しするチカラは確実に弱まります。日銀の政策が早期に変わる可能性があります。
じゃぶじゃぶと刷りまくった超金融緩和策から、ある程度の財政引締め策、利上げに変わることになります。
短期的には円安の流れが落ち着く可能性もありますし、円高に動く可能性もあります。しかし一番気にかかる点は、利上げによって日銀の保有する国債で大量の含み損が発生し、日銀が実質的な債務超過に陥ることにあります。日本円の信頼性は地に落ちます。
中長期的に考えた場合、このあとも継続的に日本は沈んでいくということです。メルマガ講座でも書いたことですが、日本国民一人一人に、今まで先延ばしされた様々な問題のつけが被さってくるのです。これは残念ながら日本に住んでいれば避けることはできません。
中立国に住むという選択肢 メルマガ講座を読まれていない方は今すぐこちらからどうぞ!!
世界で起こっている様々な問題を考えれば、エネルギー、食料品とも価格は高値安定、高騰することが予想できますから、インフレは続きます。インフレに対しての備えを徹底させましょう。
金融市場はまだまだ荒れる!!
イーロンマスク氏がツイッターの買収を取りやめることを発表しました。
偽アカウントの問題としていますが、実態はそうではなく、この後20日に発表される四半期決算の業績が相当に酷く、株価が相当に下落することを予想し、純粋に資金調達難になることが一番の問題なのではと考えています。
テキサス、中国、ドイツのメガファクトリーに相当大きな問題を抱え、この解決が最優先に片付けるべき問題であり、Twitterまで手が回らないのが本音なのだと思います。20日の決算発表でNASDAQ市場は相当な波乱の展開が予想できます。
20日以降、GAFAMの決算が連続
そして20日以降、GAFAMの決算が連続します。特に注目すべきは27日のメタの決算です。広告の売り上げが、初めて前年同期を下回る可能性があるのです。GAFAMの急成長神話がいよいよ終わりを遂げる時がきているのかもしれません。
20日以降、GAFAMの複数社の決算が低調になれば、NASDAQ市場及び米株は大きく下落する可能性は高いです。今月のFOMCでも0.75%の利上げが予定されており、改めて金融引き締めによる、リスクマネーの投資市場からの回避行動が顕著になる可能性が高いと考えるべきでしょう。
金融市場の冬に備える5つの方法
まずは大切なことは慌てず騒がず足元をしっかりと固めることです。
こういう機会だからこそ、じっくりと様々見直しつつ、世界のマクロ経済を理解し、中長期的な戦略を立てることです。
①徹底的なコスト見直し
非常にシンプルなことになりますが、全ての出費を再度見直しし、余分な出費は徹底して切り詰めましょう。
Amazonプライムやネットフリックスなど、重複して入っているサービスはこの機会に一つだけにまとめるべきでしょうね。
②要らないものは売る
ブランド品、高級腕時計など、AI TRUSTで以前レポートに書き、予測した通り、かなり価格が高騰しました。売るには今は非常に良いタイミングだと思います。
ブランド品の価格は今が多分最高値です。
経済が落ち込んで来れば確実に価格は下落します。
そして、売却した資金は今は使わず、手元におき、次の市場の成長期に備えることが重要です。
③ 稼ぐ方法の分散化
副業のチャンスはネットが発展したいま、まだまだたくさんあります。特に円安の今だからこそ、海外への輸出には誰もができる方法であり、チャンスが大きいです。
継続的なインカムゲインを得られる代理店ビジネスでも有望なものもあります。自分の生活スタイルにあった中から稼ぐ方法を選択していくのが良いでしょう。
④ 継続的なインカムへの投資
CTRでは詳細を説明してありますが、ほとんどリスクがない形で、月1.1%の利息を継続的に得る方法があります。
暗号通貨市場が暴落した今であっても、この方法はほぼノーリスクで、BTCやアルトコインのように元本の下落リスクもありません。
株式、為替、債券、商品、暗号通貨、どの市場もボラティリティが高く、資金を減らすリスクが高い中では、安定して毎月1.1%得られるものに投資資金を入れておき、毎月の生活コストをここから得ておき、市場が上昇するタイミングでこの資金を振り替えて最も大きな成長が望める市場で投資を行なっていく。
今はこれが賢い方法だと考えています。
⑤ 住むということの見直し
昨日までのメルマガ講座の中では、中立国に住むという提案をしましたが、中立国の有望な不動産には手が届かない人であっても、一時的に住んでみる選択肢はあると思います。
タイのパタヤであれば、賃料は1LDKの35平米程度の高級コンドミニアムで、街の中心地の物件であっても3万円程度で十分見つけることができます。短期間テレワークをパタやで行うという選択肢もあります。
都心から地方に思い切って引っ越しをするという選択肢もあります。
今のようなタイミングだからこそ、住む場所を変えることで心機一転を図るというのは実は賢い方法なのです。住む場所が変わると、様々なことが新鮮になり、新しいアイデアも浮かんでくるものです。そしてそれが大きなチャンスにもなり得るのですから。
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