ニューノーマルとは
コロナ禍で、ニューノーマル(新常態)に対応した動きが見られており、大手富士通が、日本国内のオフィススペースを現在の50%ほどに縮小すると発表しています。
国内の従業員約8万人全員にコアタイム(必ず労働しなくてはならない時間帯)を設けないフレックスタイム勤務を適用するほか、テレワーク勤務を基本とする。
これで、大喜びした従業員の方がいらっしゃいます。それは、単身赴任の本人とその家族です。富士通のような事例は今後も増えてくるでしょう。
会社にとっても社員にとっても喜ばしいことですね。そして何よりも通勤時間が省かれることは、非常に大きなメリットといえます。このようなニューノーマルの流れに注目です。
サラリーマントレーダー、投資家に注目が集まる可能性
先日には、専業主婦投資家が急増しているという内容を、お伝えしましたが、サラリーマン投資家も同様です。さらにニューノーマルの流れが加速すると、誰に気兼ねすることなく投資に取り組める環境になります。
今までは投資を形見が狭い思いでやっていた人、そんな思いをするくらいなら、わざわざ投資をやるべきではない、と考えていた人などの投資意欲が、今後高まることなども予想されます。
投資に注目が集まる理由は、”自由に投資出来る環境”以外にも、もう一つあります。現在、政府が国策で副業を推奨しています。
これは、給料が増えないどころか目減りしていく中で、” 副業で稼いでください! ” といった方針ですが、いざ副業といっても、すぐ簡単に始められるのか?成果は出るのか?と疑問に持つ人も多いでしょう。
確かに成果は出にくい内容の副業も多く、成果が見えにくいこともあります。成果が見えにくいというのは、「現状は収益ゼロだけど、なんとなく手応えも感じてきている。しかしこれをこのまま継続して大丈夫なのか?」という状態です。
投資成果は、可視化されている
その点、投資では成果がすぐに出てきます。
プラス、マイナスという数字で可視化されますので、全く見えない状態というのはありません。当然、投資ですので資産が目減りすることも考慮して、精査することが大前提ですが、他の副業と比べて、可視化されている分、取り組みやすさは格段にあるのではないでしょうか。
ただここからは、ニューノーマルの流れが故の投資においての注意点をお伝えします。この辺りのポイントさえ守っていれば、投資ときちんと向き合えるのではないでしょうか。
あくまでも本業は、本業
ニューノーマルに対応する企業が増えていく中で、自分自身でもその流れに対応する必要があり、まずは、仕事に対する自己規律を日々磨く必要があります。
あくまでも本業は、本業できちんと行いつつ投資をする準備をしてください。
投資はハマると我を忘れることが多々あります。自己規律を意識し、それさえしっかりと出来れば、問題なく投資をコアタイムで活用することが可能と考えられます。
投資する時間を必ず決める
トレードや投資では、短期・中期・長期という考え方があります。サラリーマンの方が為替の短期トレードをやるのであれば、帰宅後のNY時間から数時間、といった感じではないでしょうか。
しかし、これが終日チャートをチェックできるとなると、東京時間・欧州時間と参戦したくなるのではないでしょうか。
ここに注意しなければいけない点があります。為替のチャートは24時間動き続けているということです。
さらに、取引するプレイヤーがチェンジしますので、この時間を分けて決めてトレードを行うことで、ご自身の時間はもちろんのこと、決まった時間の相場のクセなども同時に気付くことができるでしょう。
取引する数=資産増ではない
サラリーマンで、隙間時間で投資をされている方で、成果を上げられている方は、こう考えるのではないでしょうか。
「もし今の倍時間があれば、倍稼げるのに・・」
当然 誰もが思いつく都合の良い考え方ですね。
しかし、投資は手数が増えれば増えるほど、資産が増えるということではありません。反対にトレードが雑になり、時間を無駄に使った上に資産までも減らしてしまうということもありますので、この辺りは注意しなければいけないポイントです。
スケジュール表を作成する
ニューノーマルの取り組みを行う企業は、社員のメリハリも当然考えて、テレワークと職場との違いも考慮しているでしょう。
せっかくの機会ですので、投資を取り入れるのであれば、タイムスケジュールを作成し、無駄な時間をなくし、レート(チャート)チェックする時間やトレードをする時間などを決め、時間管理を徹底してみてください。
仕事同様、決めたルールを貫くことで、楽しい投資ライフを築き上げることが可能になるのではないでしょうか。
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