AI関連株として非常に有望だと考えられる次の銘柄が今週、アメリカ株式市場に上場します。クラビヨと言います。
Klaviyo (クラビヨ)は、メールマーケティングサービスで、特にeコマースサイトShopifyの出品者の間で知られています。
Klaviyo (クラビヨ)の概要
Klaviyo, Inc.は、同社はアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンに本社を置いており、世界中に1,500以上の従業員がいます。
主にメールマーケティングとSMSマーケティングのためのマーケティングオートメーションプラットフォームを提供しています。
特にeコマースサイトShopifyの出品者の間で知られており、Klaviyoのソフトウェアを使用する約110,000のユーザの大多数は、Shopifyで自分の商品をeコマースで販売しています。
Klaviyoは自社の持つ顧客データを統合して出品者ユーザにも共有しAIなどを用いて処理することで、出品者ユーザはより詳細な顧客の属性や行動履歴によってセグメント分けすることができ、最適化したメールマガジンを配信することができます。
| 会社名 | Klaviyo クレイビヨ（原語発音に近い）、クラビヨ（日本のメディアで用いられる） |
| 設立 | 2012年 |
| 創業者 | Andrew Bialecki, Ed Hallen |
| 本社 | アメリカ マサチューセッツ州 ボストン |
| 製品 | Klaviyo Email, Klaviyo Customer Data Platform など |
| ウェブサイト | https://www.klaviyo.com/ |
クラビヨの歴史
Klaviyoは、企業が顧客の取引および行動データを分析するためのプラットフォームとして、2012年にAndrew Bialeckiによって設立されました。
この会社は急速に成長し、2021年5月には評価額が95億ドルに倍増する3億2千万ドルの資金調達を行いました。
さらに、2022年8月にはShopifyとの戦略的パートナーシップを締結し、1億ドルの投資が行われたと報じられています。
クラビヨのメインプロジェクト
Klaviyoは、SMS、メール、モバイルプッシュ、レビュー、顧客データプラットフォーム、マーケティングオートメーションなどの製品を提供しています。
例えばShopifyのようなeコマースプラットフォームでのリアルタイムのデータを活用して、顧客へのアクションをより適切に設定し、計測することができます。
組み込みのAI、自動化、予測分析、ベンチマークを活用してより高度なマーケティングを行うことができます。
公式ホームページ要約
Klaviyoは、顧客データを活用してデジタルな関係を賢く構築するためのプラットフォームを提供しています。
リアルタイムのデータを活用して、すべてのインタラクションをより適切にターゲット化、パーソナライズ、測定することができます。
また、シームレスなメール、SMS、モバイルプッシュ、レビュー体験を通じて顧客との接続を強化しています。組み込みのAI、自動化、予測分析、ベンチマークを使用してマーケティングをガイドすることができます。
AIと分析
Klaviyoは、顧客の完全なプロファイルを提供し、チャネル間の成功を追跡し、顧客の気に入りそうな製品を紹介します。AIを使用してメールの件名やSMSキャンペーンを自動生成することも可能です。
対象となる業界
Klaviyoは、小売、DTC、エンタープライズ、エージェンシー、開発者など、さまざまな業界やニーズに合わせてサービスを提供しています。
導入数や実績など
現在、世界で最も注目されるブランドの130,000以上がKlaviyoのメールおよびSMSマーケティングプラットフォームを使用しています。
・130,000以上の顧客が80以上の国でKlaviyoを使用
・Klaviyoユーザーによってこれまでに獲得された収益は1,000億ドル以上
・2022年のBFCM（Black Friday Cyber Monday）中にKlaviyoによって駆動された収益は20億ドル
クラビヨは今後どうなる？
クラビヨの直近の会社の評価額は、84億ドル程度です。
資金調達について
Secondary Market
2022年9月13日にIrving Investorsから調達
Corporate Round
2022年8月2日にShopifyから1億ドルを調達
Funding Round
2021年11月20日にSquareOne Capitalから調達
Series D
2021年5月18日にAccelなどから3億2千万ドルを調達
Series C
2020年11月17日にAccelとSummit Partnersから2億ドルを調達
Series B
2019年4月8日にSummit Partnersから1億5千万ドルを調達
Series A
2017年8月18日にAstral Capitalから700万ドルを調達
Seed Round
2015年8月26日にAccompliceなどから150万ドルを調達
直近のニュース
2023年9月12日：Klaviyo、レイトステージ企業として2021年の評価額を維持する数少ないスタートアップ
2023年9月11日：Klaviyo、IPOの開始を発表
2023年9月11日：KlaviyoはIPOからどれだけ調達できるか
2023年9月11日：InstacartとKlaviyo、ユニコーンの実質的な価値をどう評価するか
2023年9月1日： Klaviyoをメールの巨人に育てたAndrew Bialecki。株式を公開へ
まとめ：Klaviyo (クラビヨ)はこのあとも大きく化ける可能性が高い
いかがでしたでしょうか？
Klaviyo (クラビヨ)の注目ポイントをまとめると・・・
・Klaviyo (クラビヨ)は、メールマーケティングサービスで人気
・2023年の9月にNASDAQに上場予定
・時価総額は既に84億米ドルで期待もかなり高い
この後、Klaviyo (クラビヨ)についても動向を見ていき、メルマガでも情報を配信していきます。
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