BTCは12月5日に103,500ドル台の過去最高値をつけた後、少し価格は調整後、土曜日には再度122,000ドル台に乗せています。
チャートをみても着実に下値を切り上げていますし、このあとどこまで伸びるか楽しみです。
今回の上昇期では12万ドル台は十分期待できると考えていますが、来年は再度暴落するとみています。
この辺りはメルマガの後半で少し書いてみたいと思います。
継続不可能な日本の未来
冷静に考えれば誰でもがわかることですが、日本の未来は今の状況では継続不可能です。
日本人の若い世代の自殺願望が年々増加しているのも、自分等の将来に明るい未来が一切見えないことが一番の要因だと考えられます。
少子化対策をしても子供は増えません。明るい未来が見えない社会で、苦労しかない未来を生まれてくる子供には負わせたいとは誰も思いません。
2040年には国民の1/3が年金受給者(65歳以上)になり、社会保障費の支出は約200兆円になります。
このときの現役世代を5,000万人と計算した場合、この負担額は1人年間400万円となります。
毎月30万円以上を現役世代が負担しなければならないということが現実に可能か?不可能だということは誰でもわかるかと思います。
2023年度の内閣府の経済財政白書では、年金などの受益と税・保険料等の負担額の差は80歳以上の世代はプラス6,499万円で、40歳未満がマイナス5,223万円で、この差は約1億2,000万円近くになります。
この数字があまりにも不都合だったからか、その後は政府による試算は行われていません。
若者の失業率を意図的に下げて発表している中国と日本政府がやっていることはなんら変わりません。不都合な数字は隠してしまうのです。
世代間で1億2,000万円も差がある
これは絶望でしかありません。
全く公平ではない、非常に不公平な社会が日本なのです。
若い世代の未来を奪っているのが日本の現実なのです。
そして年金制度がこれで持つわけがありませんので、年金受給できる年齢は年々あがり、将来的には70歳、75歳まで引き上げられることになり、さらにはもらえる額自体も、今よりも実質的に下がることになるでしょう。
認知症患者を誰が世話するのか?そこには誰もいないのが現実
2020年に600万人だった認知症患者は2025年に675万人に増えると予想されています。
そして厚労省が発表している数字では、2040年には認知症と軽度認知障害を加えると、65歳以上の1,200万人、およそ3人に1人がなんらかの認知症障害を抱えていることになります。
今の段階でも医療、福祉、介護の人材は圧倒的に足りていなく、さらには劣悪な環境、酷い労働条件に置かれている人たちも多くいます。
” 2040年には国民の1/3が年金受給者(65歳以上)になり、社会保障費の支出は約200兆円になります。このときの現役世代を5,000万人と計算した場合、この負担額は1人年間400万円となります。”
と上記では書きました。
しかし、1,200万人にも及ぶ認知障害を持つ人たちにかかるコストが本当に200兆円に含まれているかと言えば甚だ疑問です。
今の日本の政治は都合の悪いことは全て隠し、問題を先延ばしします。
このコストがもし200兆円の中に含まれていないとすれば、その段階で日本の社会の仕組み自体が壊れてしまうように思います。
今から15年、20年前に遡り、円が強かった時代に、フィリピンやインドネシアからの看護師、介護士を積極的に受け入れていれば、彼ら、彼女たちが日本の未来を救ってくれたかもしれません。
しかし、当時は既得権益者側がこれを拒み、高いハードルを作り、働ける人数にも制限をかけました。
そしてその結果として、円が年々弱くなる中で、日本に来るよりも、欧米やオーストラリアは当然として、シンガポール、香港、マカオ、中国、台湾、韓国に出稼ぎに出た方が、ずっと稼げるようになってしまいました。
稼げない日本をで稼げ先として選択する人たちが圧倒的に減ってしまったのです。彼らにも頼れない中、今から15年後に来る日本の未来には一切の明るい光がみえません。
そして15年後にいきなり悪くなるのではなく、この後年々日本に住む日本人、家庭の置かれる状況は厳しくなっていくということです。
フランス国債格付け引下げ 日本の国債格下げはいつ?
15年先の日本の厳しい状況について書きましたが、実際のところはもっと早い段階で酷く厳しい状況に日本は置かれることになるでしょう。
日本という国の信頼が落ち、日本国債が格下げされ、金利が上昇し、日銀が抱える国債が途方も無い含み損になってしまう時が刻一刻と近づいているのです。
ムーディーズは、フランスの信用格付けをAa3に引き下げました。従来の格付けはAa2です。
フランスでは財政赤字削減を巡る対立で政治の混迷が深まっており、13日には過去1年で4人目の首相にフランソワ・バイル氏が就任しました。
国別の格付けランキングで言えばフランス国債は現在20位です。それに対して日本国債は25位に位置し中国よりも低いです。
GDP比率に対しての国の借金は日本はスーダンについで2番目に悪く
フランスは17番目に位置し、GDP比率でいえば100%を超えた程度です。
それに対して日本の借金は既にGDPの250%弱まで積み上がっていますので、この先はどこかのタイミングで確実に日本の国債は格下げされます。
国債格下げ→金利急騰→ 日本株暴落&円の継続売り
そして、企業の調達金利も上昇しますので、日本企業の業績は悪化します。株価は当然下落します。
さらに言えば円は売られることにもなりますし、格下げされた国債の買い手は確実に不足します。
2040年以降に迎える厳しい未来のずっと手前の段階で、アベノミクスでばら撒き続けた超金融緩和のツケが回ってくることになるでしょう。
いよいよもって終着点が近づいているようです。
2025年バブル崩壊!!
来年のあるタイミングから今回の過剰流動性バブルの崩壊が始まると考えています。
米国株は既に歴史的にみても高い水準にあります。
過剰流動性バブルの最も大きな担い手は紙幣を刷り続けた日銀です。
その日銀が必死にもがきながら転換を進めています。日銀が蛇口を閉めるタイミングを常に注意してみる必要があります。
今年の8月に起こった日本株の暴落を思い出してください。次に来る暴落はそのレベルではありません。
米中貿易戦争は更に悪化し、世界的に保護主義をとれば世界経済は大きく冷え込みます。
世界中の株式が売られるタイミングで、今まで積極的にリスクをとってきた資金が一気に引くことになり、株価は暴落します。
そして現物ETFの流入に支えられてきて上昇したBTCですが、リスク資産からの回避の動きが起こり、現物ETFから資金が大量に流出するタイミングでBTCは暴落し、暗号通貨市場は大暴落することになるでしょう。多くのアルトコインは無価値化します。
” 今回はそんなことは起こらず、BTCは上がり続ける!!
BTCの価格は100万ドルになる ”
そんな夢物語を書いている記事もたくさんありますが、過去の歴史は必ず繰り返します。
世界経済が悪化すれば、必ず暴落するのです。
そのタイミングを見極め、必ず全てを売り切ることが重要です。
これから訪れる日本の厳しい未来の姿を考えた時、金融市場が好調な今だからこそ、焦って資産を増やすことだけを考えるのではなく、慎重に見極めて守ることが重要なのです。
暗号通貨トレードは引き続き絶好調!!
11月の暗号通貨トレードは52回行い52連勝です。(2回は損益ゼロ)
1回の利益率は22.23%で1ヶ月の合計利益は139,321ドル。日本円で2,131万円ほどでした。
12月は14日の時点で既に45回のトレードを行い45連勝です。(1回は損益ゼロ)
1回の利益率は22.26%でここまでの合計利益は既に10万ドルを超え、日本円で1,532万円ほどです。
今は市況のタイミングが見極めやすく良いトレード環境にありますので、積極的にトレードを繰り返しています。
そして何よりも、市場に寄り添っているからこそ、忍び寄る大きなリスクを肌で感じることができるのです。
今までも何度も暗号通貨バブルを体験し、何度もバブル崩壊を逃げ切ってきました。
次に来るバブル崩壊を確実に逃げ切るために、そのために今は市場に寄り添っているのです。
コピートレードで同じトレードを自動的に行うことも可能
” 日々忙しくて市場を常に見ていられない ” そんな人でも安心です。
今はコピートレードで全て自分が行っているトレードと同じトレードを自動的に行うこともできますので。
暗号通貨バブル崩壊を見極めるツールも全て完成しました!!
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