週間市場動向

インバウンドに買われ尽くされる日本、食い尽くされる日本

昨夜、日本からタイに戻ってくる予定が、飛行機の日時を間違えて、今は札幌で今晩の便でタイに戻ります。

今回は3週間、台北、博多、別府、軽井沢、駒ヶ岳、東京、札幌、ニセコ、札幌と周りタイに戻ります。

今回の日本では実感として感じることが多々あり、そのあたりを少し書いてみたいと思います。

買われ尽くす日本

今回に訪日の目的の一つはニセコの高級コンドミニアムを見ることにありました。都心のタワーマンションのような高い価格で売買されている理由を知りたかったのですが、状況、理由がよく理解できました。

羊蹄山ビューでスキー場のゲレンデに直結しているこの物件は130平米程度で3.7億円でした。

値段の高い理由としては、オーナーが利用するのは夏・冬それぞれ2週間で、それ以外はホテルとして運用されます。

その賃貸利回りが手取りベースで3%から4%で回るのです。決して利回り自体は高いとは思いませんが、スキー、スノボー好きの富裕層であれば買う選択肢はあるのだと感じました。

保有しているのはほぼほぼ外国人で、オーストラリアの人たちのイメージがありましたが、今は多くがアジア、中華圏を含めた富裕層なのだそうです。

都心のタワーマンション並み、さらにはそれを超える価格帯ですから、日本人には殆ど理解できない価格かもしれません。

しかし、アジア各地から千歳空港の直行便が飛んでいますので、空港から2時間のニセコは、外国人からすれば、長野あたりのスキー場に行くよりも便利であることも間違いありませんね。

ホテルに宿泊するのも外国人ばかり

今回ニセコではパークハイアットに宿泊しました。80平米を超えるゆったりとした部屋なのですが、ゲレンデビューとは反対側の一番安い部屋で、今は一番のオフシーズンなのですが、それでも1泊5万円以上はします。

ちなみにゲレンデビューだと8万円以上になりますが、既に12月、1月は既にほぼほぼ満室状態で、1月下旬に数室空いているかもしれないと言われましたが、価格は15万か20万円程度からと言われました。

通常1週間単位で泊まる宿泊客が多いということですから、宿泊料金だけで100万円以上となります。

スタッフも8割は外国人で、基本的に英語でのやり取りが多く、宿泊客も殆どが外国人でした。日本にいる感じはしませんね。

このパークハイアットはレジデンス棟もあるのですが、数室売り出されている物件があるということで、最新の価格は専門の外部の不動産会社に聞いてほしいということでしたが、130平米程度の部屋で、当初の売り出し価格は40億円から50億円だったということで、この価格設定にも驚きです。こちらも購入はほぼ外国人だったそうです。

想定していた通りのことでしたが、日本のハイエンド不動産はどんどん外国人に買われているのが実情ですね。

ウイスキーでも驚きが・・・・・

札幌に来るとロングバーという日本のプレミアムウイスキーが揃うバーに行きます。

昨年の9月にも訪れたのですが、そのときはイチローズモルトという蒸留所のカードシリーズが10ccで1杯6,000円程度で飲めました。この時には店にあった10種類以上のカードシリーズを飲みました。

今回は残念なことに3種類しかなく、しかも価格が非常に高くなっており、1杯10ccでなんと28,000円でした。720ccのフルボトル計算だと200万円を超えます。

オークションでの落札価格を考えれば、この値段も妥当なのですが、お店の仕入れ価格は当時の3万円だったことを考えると、ちょっと値上げしすぎでは?という感じもします。

聞いてみると、中華圏のウイスキー好きの人たちがのこぞって飲むので、店としても残しておきたいことを考えると、高単価に設定せざるを得ないということでした。

2019年当時1億円で落札

2019年8月16日に行われた「ボナムス香港オークション」にて、約720万香港ドル、日本円で約9,770万円でイチローズモルト カードシリーズ54本セットが落札されました。

日本産のウイスキーとしては、当時過去最高金額を記録し、1本当たり約180万円でした。

これも現在の為替で考えれば1億3,743万円となります。当時よりも4,000万円ほど値上がりしていることになりますので、中華圏の人たちからすれば、日本は本当に安いのです。

しかし前々からも言っているように、優良不動産も高品質な日本のものもどんどん外国人に買い尽くされることになり、日本人にとっては高値の花になっていくことは間違いないと思います。

ドルベースの資産を持つことの重要性

今回3週間、台湾、日本の各地を回りましたが、良いホテルに泊まり、美味しい食事を満喫していますので、かなりの出費にはなっています。

しかし、これは無駄だとは一切思いません。普段のタイでの生活では殆どお金もかかりませんので、バランスは取れていると思います。お金は使ってこそ価値があるものだと思っています。

そしてあぶく銭で増えたお金については、どんどん使って循環させることも大切だと思っているのです。投資の利益が全てあぶく銭だと考えているわけではなく、不動産や米国株で増えた資産は無駄な使い方はしません。

暗号通貨で増えた資産についてはあぶく銭だと考えており、保有するビットコインとTONの価格がかなり上昇していますから、保有暗号通貨の含み益の一部を換金して使っていますから一切問題ないのです。

特に両方の暗号通貨ともステーキングで増やしていますので、増えた資産の一部を使っているだけですから、元本の暗号通貨に手をつけているわけではないのです。

>>TONのステーキング

さらに言えば、暗号通貨はドルベースになりますから、ドル高、円安の中で、円換算した時の資産額はより大きくなります。

今回は保有しているユーロの一部を日本で売却をして使いましたが、ユーロが100円もしない時に3万ユーロを買っており、当時は300万円もしなかったものが、現在は1ユーロ:160円を超えており、480万円を超えることになっています。

ユーロの現実為替差益だけで180万円を超えます。これだけで今回の旅行代の多くは賄えます。これも自分からすればあぶく銭です。

上記はドルベース、円ベースのBTC価格です。ドルベースでは35,100ドルを日曜日の朝の時点ではつけています。円ベースでは524万円です。

過去の最高値はドルベースでは65,000ドル程度でしたから現在は最高値と比較して54%の水準、半値を超えて戻した程度です。

しかし、円ベースで計算した場合、過去の最高値は740万円でしたので、既に71%程度まで戻しているのです。円安が進んだ分、ドル資産は為替分のメリットが生じているのです。ドル資産を持つ重要性を改めて感じてもらえるかと思います。

TelegramのTONは日本の暗号通貨取引所であるビットポイントに既に上場しましたが、現在の価格は2.2ドルです。

過去の高値をつけたタイミングでの出来高も非常に小さく、上値は非常に軽いと考えています。TONを保有し、ステーキングを行っておくことは、資産分散として非常に有効だと思います。

会計士・税理士向けのチャットGPT活用Kindle本発売開始

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