週間市場動向

壊れゆく世界、壊れゆく日本

2022年、2023年と世界の混乱は酷くなる一方です。

ウクライナに続き、イスラエルでも戦争が起こり、国連はそれを止めることはできず、欧米各国はダブルスタンダードです。

ロシアに対して非難をしても、同じことを行っているイスラエルを支援しています。

世界が混乱するこの流れは、加速度的に今後も悪化していくと考えるべきでしょう。

地球温暖化、沸騰化も止まらないにもかかわらず、世界が本当にこの問題に真剣に対応しているようには思えません。

壊れゆく日本

日本の政治も最悪です。国民にはインボイス制度で徹底的に税を搾り取り、企業、従業員には社会保障制度を介して年々負担を増させ、そして国民負担率は上昇するばかりです。

それにもかかわらず、安倍派をはじめとする自民党の政治家は大々的に脱税を行い、それを応援する企業は見て見ぬふりをしています。

限界を超えた財政の危機を先送りするために、異次元緩和財政ファイナンスをしてしまった日銀も、もはや限界を超えています。

あとはいつ破裂するかだけのように見えます。

戦争・国の問題・環境の問題。残念ながら個人ができることには限界があります。

” 自らのこと、家族をどのように守るのか? ”

” この一点に集約させ、自ら・家族の問題をどのように解決し、自らが幅広く選択できる将来を、どのように得るか? ”

ここに集中させることが2024年の非常に大切な実践ポイントになるかと思います。

海外への移住、そして資産移転は加速していく

一定以上の資産を保有する層、場所にとらわれないビジネスを行っている人々は、世界の中で、最も安全に、そして環境が整い、物価の安い国、街への移動を行っています。

アジアの中で見渡すと

・シンガポールの物価は非常に高くなり、物価高からの逃避のため。

・香港では、より中国化していることからのリスク回避のため。

・台湾では、中国との状況悪化からの逃避のため。

・中国では、不動産バブル崩壊、経済悪化からの資産逃避、回避のため。

当然、日本からも様々なリスクを回避するために、海外への移住、そして資産移転は加速しています。

それぞれの国の人々は、もともとその国の国民だけでなく、その国を居住地として選択していた外国人も、他の国、他の街へ居住地を移しています。

タイのバンコクが人気

その多くがタイ、そしてバンコクを選択しているようですが、バンコクでは、不動産市場では、驚くような状況になってきています。

知人社長が非居住者となってバンコクに住むことを決意したのですが、条件にあうコンドミニアムが見つからないのです。

条件の幅を広げれば当然物件は見つかると思いますが、条件を広げるということは、自らが満足できない物件を選ばざるを得なくなる可能性が高いということです。

世界のリスクが様々な面から高くなる中で、それを察知した人々が、そのリスクから回避する行動が、加速度的に増しているように思います。

2024年も投資への好環境は続く可能性が高い

2024年、アメリカの経済は流石に息切れするでしょうが、それでも金融市場全体を考えれば、まだまだ投資への好環境は続くと思います。

将来の選択肢を広げるために一番必要なものは、結局のところ、お金、資産なのです。

自らのお金に対しての知識、投資力を高め、そして実践し、強く賢く生き抜く力を得ていって欲しいと思います。

2024年もよろしくお願いします。

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