週間市場動向

半減期超えで価格は4倍に?144,000ドルの可能性のBTC

週末のドル円価格は151.5円をつけていますが、じりじりと年末にかけてさらに円安は進んでいくと思われます。

そして、ドル円は為替介入リスクがあるため、市場参加者も節目(152円)での円売りには慎重になりますが、他の通貨では介入リスクは少ないと考えられており、円安は進んでいます。

ユーロ円は161.8円台まで円安が進んでいます。日本に住む日本人にとってはヨーロッパ旅行は本当にハードルが高くなりました。

BTC37,900ドルを達成

直近の何週かのメルマガでは、BTCはこの後上昇することは伝えていますが、その通りの展開になっています。先週は一時37,900ドルまで上昇しました。

過去1年間のチャートを見ても、非常に順調に値上がりしていることが理解できます。

BTCの現物ETFの承認がいよいよ近づいている?

直近の値上がりの理由は、BTCの現物ETFの承認がいよいよ近いと市場で噂されており、その前に買おうという動きが盛んだからです。

個人的にも調査を続けていますが、BTCの現物ETFについては、年内に承認される可能性がかなり高いと考えています。

マイクロストラテジー共同創設者でビットコイン強気派のマイケル・セイラー氏は、2024年末までにBTCへの需要が最大で10倍に増加すると予想しています。

この意見と全く同じ考えです。

来年5月にはBTCの半減期を迎えますが、BTCがマイナーに供給されていた報酬量が、毎月10億ドルから5億ドルに半減します。それに対して機関投資家の継続的な資金流入が続くわけですから答えはシンプルです。

BTCの需給バランスが今までにないほど崩れることになります。需要が2倍になり、供給が半分になるわけですから答えはシンプルです。価格は上がらざるを得ないのです。

世界中が高金利の中で米国株は9月、10月は予想通りの軟調な展開を見せましたが、BTCはリスク資産にもかかわらず上昇を続けました。非常に強い分散資産となっています。

来年は新たな暗号通貨バブルが発生する

先週も、円ベースで考えれば過去最高値までかなり戻していると書きましたが、今の為替で37,900ドルで計算すると1BTC=574万円を超えています。BTCを保有していない人は今からでも一部資産をBTCとして保有することをお勧めします。

来年は新たな暗号通貨バブルが発生すると考えています。BTC現物ETFの承認後、ETHの現物ETFもどこかのタイミングで承認を得るでしょう。

そして、継続的な機関投資家の買いによりBTC・ETHは上昇し、それがアルトコインの上昇を呼び込みます。

大手取引所はマーケットメークをしつつ市場を盛り上げて、市場が出来高を伴い上昇している最中に、個人投資家が再度暗号通貨市場の上昇力の魅力に耐えられず、さらには乗り遅れリスクに耐えられず新規でどんどん入ってきます。

世界中の中央銀行が国債を発行しまくり、紙幣を供給しています。アメリカ国債については週末に大手格付け期間のムーディーズがネガティブに修正しています。米国債は週明け売られる方向に動き、金利は再度上昇していくと思われます。

そして紙幣からの資産逃避は機関投資家の中でも続くことになり、BTCの現物ETF承認後、継続してBTCに資金が流れ込むのです。

BTCの価格が現在の4倍の144,000ドルをつけることも来年は十分考えられると思っています。今のドル円のレートで言えば21,816,000円となります。2倍になったとしても1,090万円を超えるわけですから、非常に投資妙味が高いと思います。

売買戦略もすべて公開していきます

BTCとTONは5年、10年という単位で上昇していくと考えていますが、暗号通貨の場合、上昇時の急騰率は非常に高く、そして最高値をつけた後の急落もひどい状況になります。

多くの個人投資家が高値掴みをした後に、暴落後に売却をして、大きく損をし、暗号通貨はもう懲り懲りと考えて市場を去っていきます。

しかし冷静に市場を俯瞰して見れば、実は答えは難しくありません。前回のバブル崩壊前には全ての暗号通貨を売り切り、今回の上昇前の時点でしっかりとBTCとTONを仕込み、大きく暗号通貨での含み資産を増やしています。

来年の暗号通貨バブル成長と崩壊もしっかりと検証し、確実に利確をし、さらには高値圏からはショートも行い、そして安値で買い直しを行うという戦略を続けます。

クリプトトレンドリサーチからの情報はこの後の1年、1年半は非常に価値の高いものとなると考えています。

多くの方に継続的に利用頂いていますが、改めてこちらから詳細をご確認ください。


TONをドルコスト平均法で1年間毎月1日に買うとどうなったか?

Telegramの暗号通貨であるTONも先週は1年来の高値を更新し、2.75ドルをつけました。高値達成感から利確が進み、日曜日の午前の時点では2.37ドルとなっています。

今年の年初からTONの非常に大きな可能性についてはメルマガでも伝えてきましたが、想定通り順調に推移しています。

そして今回は実際にTONを昨年の12月の段階から毎月100ドルずつ1日にドルコスト平均法で購入しつづけ,それをステーキングに回していたらどうなったかを計算してみました。それがこちらになります。

1年での投資額は1,200ドルとなりますが、資料を作った9日の時点、1TON:2.7ドルで計算した場合、ステーキングの複利効果もあり、資産額は1,767ドルまで増えています。そして更に言えば円安が進んでいるため、更に資産増加効果が反映され、日本円では167,510円の投資額が、267,712円まで増えています。

1年での利回りはなんと159.82%

1年での利回りはなんと159.82%となっています。1年で60%近く資産が増えているのです。非常に効率の良い投資となったわけです。そして、ドルコスト平均法での投資は非常に有効であることが改めて理解できるかと思います。

来年の暗号通貨バブルに向けてTONも着実に大きく成長していくと考えています。

TONは他のアルトコインと違い、過去の最高値の壁での出来高が非常に小さいため、楽々それをクリアーしていくと思います。

他のアルトコインは過去の暗号通貨バブルの高値が高すぎ、さらには出来高が大きすぎるため、上昇局面では大量の売りが上値を抑えることになり、高値を超えることはできないと考えています。

今からでもTONは非常に有望であり、ステーキングは非常に魅力が高いと考えています。自分自身も大量のTONを保有していますが、ステーキングで毎月TONを報酬で得ていますので、実質的なドルコスト平均法でのTONを継続して増加させています。

高値からの一服感の出ている今の価格帯は魅力的だと思います。

TONのステーキングはこちらから詳細をご確認ください。


資産を効果的に増やした実例:パタヤ不動産

自分自身、コロナ禍の最中の2年は移動ができず、一時的に日本に住んでいました。そしてコロナ禍の移動制限が解けかけてきたタイミング、2021年12月から改めて住まいをタイに移しました。当初の1年はバンコクに住み、現在はパタヤに住んでいます。

タイに居住する上でまとめて円をバーツに両替し、その資金でパタヤの不動産を連続して購入しました。円は確実に下落し、バーツは上昇する。更にはパタヤの不動産市場が上昇すると考えていたからです。この額をわかりやすく5億円とします。

当時のパタヤの不動産市場は、コロナ禍後で投げ売り物件が大量に出ていたために、それを叩いて買いまくり、現在はコンドミニアムはエアビーを中心に運用し、戸建てもプールヴィラに改築し賃貸しています。

当時の円/バーツレートは3.3円でしたが、現在は4.2円を超えています。賃貸での利回りは平均して手取りベースで7%程度となっていますが、今の円に換算すれば、8.85%まで上昇しています。

そして不動産自体も既に安値から20%は上昇しています。(実際はもう少し上昇していると思いますが)これによって円換算した場合、投じた5億円の資産はすでに7億5,860万円まで増加しています。不動産という安定資産で2年で50%以上投資資産額を増やしています。

パタヤの不動産はまだまだ上昇すると考えていますので、保有する不動産を当面手放すことはありません。そして重要なことは単なる寝ている資産ではなく、それぞれの不動産が家賃収入を稼いでくれています。

家賃は円換算で368万円毎月入ってきますので、不動産資産を売却する必要はありません。毎月家賃を得ながら、ゆっくりと不動産資産の上昇と為替差益のさらなる上昇を狙っていけるわけです。

パタヤでの生活費は自宅があるため、せいぜい毎月30万円程度もかかりません。

未来を見据えて投資を行えば効果的な資産構築が可能

資産が勝手に増える仕組みを円安を想定し、価値が上昇する不動産と組み合わせることで、短期間でも効果的な資産構築ができるというちょうど良い事例となりました。

今回のメルマガでは、BTC(為替上昇*価格上昇)、TON(為替上昇*価格上昇*ステーキキング)、パタヤ不動産(為替上昇*価格上昇+賃貸収入)という3つの実際に投資を行っている事例をあげましたが、今後も魅力的な投資はたくさん出てくると思います。

最新の世界のマクロ経済に沿った魅力のある情報をこのあとも継続的に伝えていきたいと思いますので、楽しみにお待ちください。

そして、皆さんそれぞれが今現実にあるリスクを理解し、そこからの回避行動を実践してほしいと思います。投資脳を鍛え続けていきましょう。