イスラエルでの紛争が激化しています。
周辺国のイスラム過激派組織との衝突も既に起こっていますが、イランがイスラエルと直接衝突するような事態となった場合、原油相場は1バレル=150ドルに急騰し、2024年の世界の国内総生産の伸び率は1.7%に落ち込む可能性があると予想されています。
そうなると世界的な経済不況に落ち込むことになり、日本ではインフレは加速することになります。
この最悪の事態の確率は今のところは低いと思いますが、ハマスが世界のイスラム過激派に共闘を呼びかけていますので、テロが頻発化するリスクは高くなると思います。
金曜日のアメリカでの原油先物相場は急伸しました。イスラエルとハマスの紛争がさらに激化するとの懸念が強まる中、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物は5%を超える上昇で1バレル=87ドルを突破しました。
エネルギー支援をいつまで続けるのか?
エネルギー価格の高騰に対して、日本ではエネルギー関連の補助金で乗り切ろうとしています。
この補助金は2023年9月末までで6兆円、12月まででさらに1.2兆円かかると試算されていますが、原油価格の上昇分はこの想定に入っていませんので、今回のイスラエルの紛争で価格が上昇していますので、補助金はさらに多額が費やされることになります。
エネルギー補助金は、当然のことですが、財政赤字を7.2兆円拡大させるわけで(原油価格上昇でさらに拡大)、日本の財政悪化に歯止めがかからなくなります。
週末のドル円は149円台半ばで終了しましたが、50年という単位での超長期的な視点から見た場合、緩やかな円安の流れは今後も続くことを覚悟すべきだと思います。
そして、円安は資源、食糧、エネルギーなど全ての輸入価格を上昇させますので、日本のインフレを加速させます。
低成長、低競争の日本型社会主義も限界にあり、このあとの崩壊スピードは加速していくように感じます。非常に残念なことではありますが。
戦争の多発化による金利上昇リスクに注意を!!
前セントルイス連銀総裁のジェームズ・ブラード氏は、” 市場はインフレを過小評価している ” と先週行われたIMFのセミナーで指摘しました。
インフレ率が再び上昇し始めた場合、米連邦公開市場委員会は政策金利を最高で6.5%に引き上げる必要に迫られる可能性があるとの見解を示しています。
原油価格上昇はアメリカでのガソリン価格を押し上げますので、アメリカのインフレも再上昇する可能性が高まっています。9月の米消費者物価指数統計では、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が前月比ベースで0.3%と、8月と同率のやや高めの伸びとなりました。
政策金利を高水準に維持する方針を掲げる金融当局の論拠が裏付けられた格好となりますが、原油価格が上昇すれば、CPI(消費者物価指数)は再度上昇することになりますので、欧米各国の金利が一段高となる可能性は高まります。
日米間の金利格差は拡大し、これも円安につながります。
既に日本の大手銀行でも米預金金利の大幅引き上げを行っていますが、さらに金利が上昇し、定期金利も高まることになれば、一般個人家庭の円からのキャピタルフライトは加速するように感じます。
AI関連株には良い市場環境
こちらはAI関連株の大本命のエヌビディアの年初からのチャートになります。9月に入ってから下落に転じ、10月に入り再上昇しています。
しかし、イスラエルでの紛争を株式市場は軽く見てように思います。エネルギー価格高騰、インフレ、金利上昇は全て株式市場にはマイナスの力が働きます。
世界の株式市場は年内は調整すると考えています。ただしそれ自体は悪いことではなく、ドルコスト平均法でAI関連株を買うには非常に良い条件が整っていると考えています。
AIの進化は止まらない!!
チャットGPTの教育教材を1週間みっちり学びましたが、目から鱗が落ちました。
自分自身、日々チャットGPTを使っていますので、かなり使いこなせた気でいたのですが、順序立てて学ぶことで、根本的な使い方で間違っている部分がいくつもありました。
1週間でカリキュラムを終わらせたことにより、学ぶ前と比較して、3倍程度にチャットGPTの活用力が増しました。
たった1週間で作業効率を3倍引き上げることができました。そして、AI自体が自己学習をしますので、チャットGPT自体が日々どんどん進化しているのがわかります。
チャットGPTを使いこなす人とそうでない人との格差はどんどん拡大します。
自分にはそんなものは必要ないと思う人はいるかもしれませんが、インターネットも、スマホも当初は自分には必要ないと思っていた人がほとんどでしたが、今では誰もが生活の基盤のひとつとして使っています。AI、人工知能についても必ず同様になります。
AIを理解し、活用することが、日本型社会主義の崩壊、円の紙屑化からみなさんを守ることになるのは間違いありません。
リスク回避という意味合いでも、AI活用は必須なのです。
AIの投資本をAmazonで発売開始
今年に入り生成系AI関連株に連続して投資を行っていますが、7ヶ月強で3倍以上に資産を増やすことができています。
AI関連株は既にバブルの状態にあると考えていますが、これは単なるブームに終わらず、中長期的な成長が続くと考えています。
ITバブルの時との違いは、これらの企業は新興企業ではなく、安定した業績を誇る超優良企業であるからです。
どんなAI株が有望なのか?
実際に今注目している今後有望で具体的なAI株(上場・未公開株)についても本書で解説していきます。また、チャットGPTを活用して投資を行う方法もすべて公開しています。
本物を見極め上手に分散投資を行うこと。これが今後10年という単位での投資で大成功をするための非常に大切な秘訣になると思います。
今回は本当に誰もが億万長者になれる可能性があり、大きなチャンスがやってきています。
ぜひしっかりと読み込んで頂ければ幸いです。
■目次
はじめに
第1章: AI関連投資の考え方と戦略
第2章: チャットGPTを活用して投資を行う方法
第3章: 現在注目の未上場AI関連12銘柄
第4章: 今注目されている上場済みAI関連銘柄
第5章:今から大きな資産を作るのであればAI関連株への投資は必須
第6章: まとめ
無料期間:2023年10月16日(月)17:00〜18日(水)17:00まで