暗号通貨

【 暗号資産業界大注目 】米SECがリップル社を提訴

暗号資産と有価証券の境界線議論が再燃

米証券取引委員会(SEC)が12月22日付で、米リップル社が取り扱う仮想通貨「XRP」を有価証券とみなし、投資家保護に違反したとして提訴したことが23日分かっています。なぜこのタイミング?というのも気になるところですが、リップルは暗号資産業界でも常に時価総額ランキング上位に位置するだけに暗号市産業界への影響に左右される可能性があります。

米証券取引委員会(SEC)とは

米証券取引委員会(SEC)とは、アメリカ合衆国における株式や公社債などの証券取引を監督・監視する連邦政府の機関で設立が1934年6月6日です。投資家保護と公正な市場整備のために設立されており、企業の不正会計やインサイダー取引などを防止するために活動しています。

そのSECが、XRPを有価証券とみなし、証券法の投資家保護違反で訴える報道が出ており、一方リップル側はXRPは通貨だとして、SECに反論しています。暗号資産を通貨とするかは、SECはビットコインやイーサリアムは、有価証券ではないとの見解を示していますが、その他の暗号資産に対して明確にされていませんでした。

個人的には、暗号資産業界が盛り上がると必ずこのようなメス(規制)が入る流れは過去にも経験していますが、リップル社は日本を含め世界で100を超える企業と国際送金のインフラづくりなどで提携していますので、今後見直しを迫られる可能性も出ます。そうなると、業界にとって大きな影響を与える可能性は考えられます。

リップル(XRP)急落、暗号資産取引所の対応

少しややこしくなりますが、リップルとXRPの違いについて簡単に説明しておきます。

・リップル:米国リップル社開発国際送金に特化したプラットフォーム
・XRP:リップルのプラットフォームで使われる暗号資産(仮想通貨)

まとめてリップルと呼んでしまいますが、このような違いがあります。さて、ここからはXRPの急落について。

SECは、米国に有価証券登録を行っていない中、1,300億円を超える資金調達を7年間に渡って行ったことを指摘しており、米国内の暗号資産(仮想通貨)取引所の取り扱い方針にも影響が出る内容で売りが出ました。11月に80円をつけていた価格も現在12月24日時点で25円台と厳しい状況となっています。ただ、ビットコインにはあまり影響がなく、各コインでの違いが出てきているように見受けられます。

XRPの取り扱いですが、米大手暗号資産取引所コインベースの対応方針を注目したいところです。理由は、コインベースは現在IPOを控えているからです。IPOとは新規公開株ですが、それを審査するのも、SECです。国内では僕が使っているGMOコインが利用者に対して、このような発信をしています。

以下、GMOコインが発信したメール引用

米SECによるRipple社提訴および関連する報道について
米SEC(米証券取引委員会)は、Ripple社および同社の幹部を提訴したと発表しています。
この発表および発表に関連する報道に関して、下記の通りご案内をさせていただきます。

1. 当社サービスへの影響
当社ではXRPに関してサービス提供を継続する方針です。
なお米SECによる訴訟およびそれに伴うカバー取引先の状況変化により、相場急変のためにスプレッドが大幅に拡大したり、流動性の状況等に鑑みサービスを停止させていただく場合がございます。
価格の変動等により、想定以上の損失が発生する可能性がありますので、お客様におかれましても本件および本件に関する市場の動向をご注視いただき、口座状況を含めて、お取引・ポジション管理等に十分ご留意頂けるようお願いいたします。

2. Ripple社によるインセンティブプログラムに関する報道
米SECによるRipple社の提訴に関する報道の中で、「日本を含む仮想通貨交換業者は、Ripple社からXRPを市場価格よりも安価に仕入れることのできるインセンティブプログラムを提案されてきた」という報道がされています。
当社は、Ripple社からインセンティブプログラムおよびそれに類する内容の提案を受けたことは、ございません。

上場廃止やサービス停止懸念が広がると売りが売りを呼ぶ状況となりますが、一過性のものなのか、暗号資産全体に影響を及ぼすのかに注目したいところです。

過去とは違うSECの提訴

訴訟の報道が出るとマーケットがネガティブに反応しますが、その後罰金での和解も過去にはありました。EOSやKinです。ただ今回の違いは、米リップル社及びGarlinghouse CEO、共同創設者のChris Larsen氏を相手取り、有価証券問題に関する提訴という個人も対象になっているという点です。EOSは発行企業に対し、KinトークンはKik社を相手にしての内容でした。

さらなる淘汰を警戒

2017年12月半ばまでバブルと言われる勢いで上昇した仮想通貨、ビットコインですが、XRPも同様でした。今回も2017年を上回る価格をビットコインはつけていますが、全ての暗号資産が認められている訳ではないということを意識しながら、さらなる淘汰で業界がネガティブな状態に動くリスクは常に頭の片隅に入れておきたいところです。

ABOUT ME
Hatanaka
Hatanaka
投資歴16年。過去には様々な投資案件を行ってきており、為替FX、暗号資産(仮想通貨)分野に精通しており、現在は、トレーダー講師としても活躍中。
ファイルコイン白書<特別レポートをプレゼント>

様々な情報を精査してまとめました。

ファイルコインについて飛び交う様々な情報を精査して、レポートにまとめました。

ぜひ今すぐ下記から無料でダウンロードしてみてください。