コロナ特集

【 欧州新型コロナウイルス第二波!】株価急落、今後の影響は

欧州でロックダウン相次ぐ

新型コロナウイルスについて、日本は少し意識が薄れているように感じます。それもそのはずで、日本はニッセイ基礎研究所による「コロナ禍をうまく乗り切っている国ランキング」にて総合で堂々4位に入っています。感染と経済を数値化したランキングで、1位は7月に続いて台湾。感染者数がゼロです。

では、現在厳しい状況にある国は?といえば欧州です。最下位である50位には英国で、その他フランス、スペイン、イタリア、オランダ、ベルギーなど欧州勢も下位に位置しています。

このようなデータからも分かるように、欧州では、新型コロナウイルスの感染者数、死者数の増加が厳しい状況となっており、フランスではロックダウン、ドイツでは部分的なロックダウンと第二波への対策が始まりました。これを受けて株価や金融商品は大幅下落しましたが、この流れは今後どのようになるでしょうか。

ユーロ、ポンドが相次いで下落

欧州といえば、株価もですが通貨としてはユーロとポンド。10月28日のフランスやドイツのロックダウン報道を受けてユーロ、ポンドともに対円、対ドルで200ポイント近く下落しています。ユーロやポンドが売られて円やドルが買われる状況です。

目先で欧州新型コロナウイルスが懸念材料となっていることが、為替に反映されました。株価でも米株を中心に一時的に下落が見られ、ビットコインなども急落しました。

コロナショックは再来するのか

では、2月末〜3月にかけて起こった金融市場の大暴落、いわゆるコロナショックのような状況は起こるのか?ということについて考えて見たいと思います。結論からいうと第二波の感染状況がひどい状況であっても、そこまでの失望売りはないのではないか?と考えています。理由としては、金融市場には、現在世界の中央銀行によるマネーが多く入り込んでいること、それも今後継続的に続くこと、さらには新型コロナウイルスに対してある程度イメージが出来ていることが考えられます。

新型コロナウイルスは、まだまだ未知のウイルスですが、日々の情報からの慣れ、第一波を経験している世界中の人のパニックは少ないと考えられます。投資は、パニックで売られることもあります。新型コロナウイルス初期の頃は、マーケットはプロの投資家もパニック気味でしたが、今は少し免疫が出来たと考えてもおかしくありません。

安心はできない、第一波より酷い感染の状況

欧州もですが、米国も新型コロナウイルスの感染者数、死者数は増加傾向にあります。感染者数、死者数でいえば第一波より酷い状況にあります。

欧州の新型コロナウイルス状況
・感染者:854万人、死者:25万1,000人
・1日の新規感染者数が最多となる感染の勢い
・1日あたりの死者数が前の週と比べて3分の1増加

欧州各国の新型コロナウイルスの対応状況
・フランス夜間外出禁止令 + 29日〜ロックダウン
・ドイツ部分的ロックダウン1ヶ月
・ベルギー感染者数、第1波の10倍(1万8,000人超)
・スペイン、全土の緊急事態宣言を来年5月まで延長
・チェコバビシュ首相、非常事態宣言を12月3日まで延長する措置の承認を議会に求める

米国はトランプ大統領の意向もあり、コロナに強気な姿勢ですが、欧州が少しずつロックダウン色が強まりつつあります。

注目ポイント

ここからですが、いくつかの注目ポイントがあります。これは、継続中でもありますし、さらに今後どう進展していくかでマーケットは変わってきますので、ぜひ意識して日々チェックされて見てください。

・米大統領選(11月3日〜)
・米経済政策
・英国、EU離脱問題
・新型コロナウイルス

なんといっても、あと5日後に迫った米大統領戦が今年最大のポイントです。今回は郵便投票なども導入されており、すでに投開票日に10州前後で大勢が判明しない可能性が浮上しています。そして、仮にバイデン候補が当選すると、トランプ大統領が黙っていない可能性があり、そうなるとさらに大統領選はもつれます。

色々な観点がありますが、投資視点からいえば物事が進まなかったり、停滞してしまう場合、嫌気が出ての売りもあると考えられます。ただ、上記のポイントは全てに言えることですが、好転するとかなり大きな好材料となります。例えば、新型コロナウイルスのワクチンについて、この報道で過去に何度も株価は押し上げられました。決定的な内容が出れば、期待できます。

常に上下を繰り返す

投資でチャートを見ない人は、目の前の数字(金額)に一喜一憂してしまいがちですが、チャートを見ると分かるのが、どんなに上昇相場であっても下落相場であっても、上下を繰り返しながら形成されていっていることです。ですので、ヘッドライン(ニュースなど)に振り回されていると他のことが手につかなくなります。

マーケットを動かす材料は、1年で3つほどしかないといわれていますので、日々の情報はただ目先の価格を上下するのみの場合が多いということは頭に入れておき、広い視野で見る癖をつけると投資との向き合い方も変わってきます。

今、注目されている材料は上記の大統領選などです。これがどう動いていくか?日々追いかけてみるのもいいですね。

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投資歴16年。過去には様々な投資案件を行ってきており、為替FX、暗号資産(仮想通貨)分野に精通しており、現在は、トレーダー講師としても活躍中。
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