ツール解説米国株・日本株の値動きをテーマで分析

Guide / 画面の読み方

成長分野 アナリスト目標株価ギャップ 使い方マニュアル

What / このツールで分かること

アナリストの «見立て» と、いまの株価の開き

証券会社のアナリストが示す «目標株価» を集め、いまの株価との差を分野ごとに並べた一覧です。 AI・防衛・宇宙・セキュリティなど15の成長分野の主要銘柄を扱っています。

どの分野に «見立てとの開き» があるか

分野ごとのギャップの中央値。

見立てはどれくらい割れているか

最低〜最高の目標株価の幅と、アナリストの人数。

見立ては新しいか

予想が更新された日と、そこからの日数。

ギャップが大きい = 割安、ではありません。 業績の見通しが悪くなっているのに、アナリストの予想の引き下げが追いついていないだけ、ということがよくあります。 この一覧は «どこを調べるか» を決めるためのもので、答えそのものではありません。

Map / 画面の地図

一覧の画面と、銘柄ごとの画面がある

最初に開くのは一覧です。銘柄の名前を押すと、その銘柄だけの画面に切り替わります。

模式図
1成長分野 アナリスト目標株価ギャップはじめて見る方へ — この表の読み方(開閉)
2 全銘柄 データセンター建設 +38% 宇宙 +21% サイバーセキュリティ +12% …
3
番号場所中身
1見出しと読み方用語の説明を畳んで置いています。開くと、この記事の要点と同じことが短く書いてあります。
2分野のボタン押すとその分野の銘柄だけに絞ります。数字はその分野のギャップの中央値です。
3一覧の表1行が1銘柄。見出しを押すと並べ替えができます。
Row / 1行の読み方

1行に、株価・見立て・見立ての確かさが並ぶ

左の2列が «いま» と «見立て»、その次がその差。右へ行くほど «その見立てをどれくらい信用してよいか» の情報です。

例
銘柄現在価格平均目標ギャップ最低 — 最高アナリスト評価要約アナリスト数更新日
1アルファ・システムズ (ALFA) 282.40 104.00 3+26.2% 4 70.00 104.00 130.00 82.40 5Buy 614●●●●● 72026-08-2024日前
番号部品読み方
1銘柄名前とティッカー。押すとその銘柄の画面に移ります。
2現在価格・平均目標目標株価は «1年後くらいにこのくらい» というアナリストの予想。複数の予想の平均です。
3ギャップいまの株価から平均目標まで何%あるか。緑のプラスは予想のほうが上、赤のマイナスは株価が予想を追い越している状態。棒は ±50% で頭打ちにしています。
4最低 — 最高予想の幅の中で、いまの株価がどこにいるか。次のセクションで詳しく説明します。
5評価要約アナリストの投資判断をまとめたもの。Strong Buy(強気)から Strong Sell(弱気)までの5段階です。
6アナリスト数予想を出している人数と、その目安の点(5つまで)。5人未満はオレンジで、数人の意見で平均が大きく振れます。
7更新日予想が見直された日。90日より古い行は全体が灰色になり «古い» の印が付きます。
Range / 予想の幅

«最低 — 最高» の棒で、見立ての割れ方を見る

平均だけでは、全員が同じ見立てなのか、強気と弱気に割れているのかが分かりません。 棒の上に予想の最低・平均・最高、下にいまの株価を置いています。左にあるほど安い値です。

例

幅の内側にいる(アルファ・システムズ)

最低 70 ▼ 平均 104 最高 130 ● いま 82.4

幅の外(最低より下)にいる(ベータ・エナジー)

最低 62 ▼ 平均 75 最高 90 ● いま 58
棒の形意味
灰色の帯が短いアナリストの見立てがそろっている
灰色の帯が長い強気と弱気に割れている。平均の数字だけを信じにくい
● が帯の外に出ている株価が、いちばん強気(または弱気)の見立てすら超えて動いている。予想の見直しが追いついていない可能性

2つ目の例は、ギャップは +29.3% と大きく見えますが、株価はいちばん低い見立てよりさらに下にあります。 予想の見直しが追いつかないうちに、市場が先に評価を下げている形かもしれません。 ギャップの大きさだけで «上がる余地» と読まないのは、こういう行があるからです。

Filter & sort / 絞り込みと並べ替え

分野で絞り、見出しで並べ替える

分野のボタンの数字は、その分野のギャップの中央値です。まず分野の間の差を見て、次に分野の中の銘柄を見ます。

  • 全銘柄では15分野の銘柄をまとめて出します。同じ会社が複数の分野に入っているときは1行にまとめます。
  • 分野を選ぶと、ボタンの下にその分野の説明が出ます。
  • 見出しを押すと並べ替わります。«アナリスト評価要約» は Strong Buy が上に来る順です。値が無い行は、並べ替えても常に最後に回ります。
  • スマートフォンでは、分野のボタンの代わりに選択メニューになります。
Detail / 銘柄の画面

銘柄の画面では、AI で下調べを始められる

一覧で気になった銘柄の名前を押すと、その銘柄だけの画面になります。 上から、株価と所属分野 → 一覧と同じ1行 → AI で分析するための問いかけ → 値動き、の順です。

この銘柄を AI で分析する

銘柄の名前などを差し込んだ問いかけの文が、いくつか並びます。 ChatGPT・Claude・Grok のボタンを押すと、その文を入れた状態でチャットが開きます(各サービスへのログインが必要)。«コピー» で文だけを取り出すこともできます。

値動き

直近1年の終値から計算した、52週の高値と安値、52週高値からの下落率、1週間・1か月・3か月・6か月・年初来・1年の騰落率。

所属分野の名前を押すと、その分野に絞った一覧に戻ります。

Flow / 使い方の流れ

«開き» から «調べる理由» へ進む順番

この一覧は、ギャップの大きい順に買う銘柄を選ぶためのものではありません。調べる候補を絞る道具として使います。

  1. 分野のボタンの中央値を見比べる。見立てとの開きが大きい分野、小さい分野をつかみます。
  2. 分野を選んで、ギャップで並べ替える。開きが大きい銘柄と、マイナスになっている銘柄の両方に目を留めます。
  3. その行の «確かさ» を確かめる。アナリスト数がオレンジでないか、更新日が灰色でないか、棒の帯が長すぎないか。
  4. 銘柄の画面で、開きの理由を調べる。値動きと、AI への問いかけから下調べを始めます。
Caveats / 読み違えやすいところ

目標株価は、よく遅れて、よく外れる

アナリストが予想を見直すのは数か月に一度です。その間に株価だけが動くと、ギャップは見かけ上どんどん変わります。

  • ギャップの大きさは、予想の古さでも生まれます。株価が下がったのに予想が据え置かれていれば、ギャップは大きくなります。
  • 人数の少ない銘柄は、1人の意見で平均が動きます。オレンジの行は、平均より幅を見てください。
  • 評価要約の «Buy» は、アナリストの判断の集計です。このサイトやツールの推奨ではありません。
  • 目標株価は手作業で集めた集計値です。元の資料と数字が異なる場合があります。

本記事の画面の例は、見方を説明するための架空の会社名と値です。ツールの実際の銘柄や数字とは関係ありません。 本記事とツールは市場の状況を整理するための情報で、特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。