ツール解説米国株・日本株の値動きをテーマで分析

Guide / 画面の読み方

Magnificent Seven エントリー条件スコア 使い方マニュアル

What / このツールで分かること

大型テック7社にとって、いまの相場環境はどんな状態か

アップル・マイクロソフト・エヌビディア・アマゾン・アルファベット・メタ・テスラの7社をまとめた ETF(MAGS)を軸に、 値動き・他の指数との強弱・金利や信用・原油の16の条件を点検し、0〜100点にまとめます。

7社は株式市場全体の時価総額の大きな部分を占めていて、指数の上げ下げを左右します。 ただ、7社そのものの業績だけでなく、金利やドルといった外の環境にも大きく影響されます。 このツールは «7社の値動きの形» と «それを取り巻く環境» を同じ物差しで点検します。

点数の向きに注意してください。 点数が高いほど «条件が出そろっている(相場が好調で、過熱ぎみ)»、低いほど «条件が崩れている(調整が進んでいる)» を表します。 «点数が高い=良い» という読み方ではありません。

Map / 画面の地図

上に «まとめ»、下へ行くほど «中身»

上から、点数のまとめ → 推移 → 16条件 → 7社 → 金利や信用 → シナリオ、の順に並びます。

模式図
1ガイドスコアの意味と各セクションの役割(開閉)
2
3
4
5
番号場所中身
1ガイド点数の区分と各セクションの役割。畳んで置いてあります。
2まとめの3枚点数のメーター、4つのカテゴリーの内訳、追い風と逆風の主な要因。
3スコア推移点数の推移と、同じ期間の MAGS の終値。
4条件ヒートマップ16の条件を1マスずつ、緑(追い風)と赤(逆風)で。
5下の3つ7社の個別の数字、金利や信用の指標、3つのシナリオへの当てはまり具合。
Score / 点数と区分

4つの区分は «環境の状態» の名前

点数は4つに区分され、画面にはその名前で表示されます。 名前が表しているのは «条件のそろい方» で、売買のタイミングの指示ではありません。

点数画面の表示条件の状態
76〜100警戒条件がほぼ出そろい、相場は過熱ぎみ
56〜75様子見強い側に寄っているが、出そろってはいない
31〜55好条件過熱感が薄れ、条件が緩み始めている
0〜30穴場条件が大きく崩れ、調整が進んでいる

区分の考え方は «逆張り» です。条件が出そろって誰もが強気なときほど過熱に注意し、 条件が崩れて弱気が広がったときほど環境が変わる手前かもしれない、という見方をしています。 ただし、条件が崩れたあとさらに崩れ続けることも普通にあります。 «穴場» や «好条件» は «過熱していない» という条件の形容で、値上がりを示すものではありません。 区分の名前は判断の材料の1つとして読んでください。

Summary / まとめの3枚

点数・内訳・主な要因を、1行に3枚

画面のいちばん上の3枚で、点数がいくつで、どのカテゴリーから点を取り、何が効いているかがまとめて分かります。

例
1 好条件

追い風6件・逆風10件で、過熱感が薄れ条件が緩み始めた状態

2

カテゴリー内訳

テクニカル14/40
相対強度4/20
マクロ / クレジット21/28
エネルギー3/12
3

主要ファクター

▲ 追い風

• 信用の上乗せ金利が落ち着いている

▼ 逆風

• MAGS が 200日移動平均を下回っている

番号部品読み方
1メーター0〜100点と区分の名前、ひとことの説明。
2カテゴリー内訳4つのカテゴリーで «取った点 / 満点»。棒は満点に対する割合で、7割以上が緑、4割以上が黄、それ未満が赤。
3主要ファクター点を押し上げている条件(追い風)と、点を取れていない条件(逆風)の代表。

満点の配分は テクニカル 40・相対強度 20・マクロ / クレジット 28・エネルギー 12 です。 7社自身の値動きの形(テクニカルと相対強度)で6割、外の環境で4割、という重さになっています。

Heatmap / 16の条件

1マスが1条件。緑は点を取れている、赤は取れていない

条件ヒートマップは、点数の中身をそのまま並べたものです。マスを押すと、その条件のいまの値と判定の理由が開きます。

例
MAGS > 200DMAMAGS > 50DMA50DMA > 200DMARSI 45-68 下落率が許容範囲MAGS vs QQQMAGS vs SPY50DMA上の銘柄数
カテゴリー条件(配点)
テクニカル(40)MAGS が200日移動平均より上(12)、50日移動平均より上(8)、50日線が200日線より上(8)、RSI が45〜68の範囲(6)、高値からの下落が許容範囲(6)
相対強度(20)MAGS がナスダック100(QQQ)より強い(8)、S&P500(SPY)より強い(8)、7社のうち50日移動平均より上の社数(4)
マクロ / クレジット(28)10年金利が20日平均より低い(5)、10年と3か月の金利差が正常(4)、金融環境指数が0未満(4)、VIX が落ち着いている(5)、信用の上乗せ金利が安定(5)、ドルの急騰がない(5)
エネルギー(12)原油の急騰がない(6)、原油の値動きが安定(6)

いくつかの条件は «半分だけ» 点が付きます(たとえば VIX が20〜25のとき)。 マスの色は、配点の半分以上を取れていれば緑、それ未満なら赤です。

Details / 7社・指標・シナリオ

下の3つで «なぜその点数か» を確かめる

まとめと条件で全体をつかんだら、7社の個別の形、金利や信用の元の数字、シナリオとの当てはまりを見ます。

例

EXMP$184.20

1W: 1.2%1M: -1.7%3M: -2.4%

50DMA乖離
-1.7%
200DMA乖離
2.9%
52W DD
-10.5%
Vol(20d)
19.9%
RSI
50.4
RS vs MAGS
1.04
表示意味
名前の左の丸50日移動平均より上なら緑、下なら赤
1W・1M・3M1週間・1か月・3か月の騰落率
50DMA・200DMA乖離50日・200日移動平均からどれだけ離れているか
52W DD52週の高値からの下落率。−20%を超えると弱気相場の目安
Vol(20d)直近20日の値動きの荒さ(年率)
RSI買いと売りの勢い。70超で過熱、30未満で売られすぎの目安
RS vs MAGSMAGS に対する強さ。1より大きければ7社全体より強い

マクロ / クレジット指標

政策金利、2年と10年の金利、長短金利差、信用の上乗せ金利、VIX、ドル指数、金融環境指数、原油価格。 条件ヒートマップの «外の環境» の元の数字です。

シナリオ分析

強気・中立・弱気の3つのシナリオごとに «成立条件» と «監視ポイント» を置き、いまの状態がどれだけ当てはまるかを «適合度 %» で示します。

Flow / 使い方の流れ

点数 → 内訳 → 条件 → 7社、の順に下りていく

点数の数字から入り、どこから点が来ているかを順に確かめると、同じ «42点» でも中身の違いが見えます。

  1. メーターと推移を見る。点数の水準と、上がってきたのか下がってきたのかを確かめます。
  2. カテゴリー内訳で、点の出どころを見る。7社自身の形が崩れているのか、外の環境が崩れているのかを分けます。
  3. 条件ヒートマップで、赤いマスを押す。どの条件が、どれくらい外れているかを確かめます。
  4. 7社のカードで、崩れが全体か一部かを見る。1社の大きな下げが全体の点を動かしていないかを確かめます。
Caveats / 読み違えやすいところ

区分の名前は、値動きの予想ではない

このツールは «エントリーの環境» を点検するもので、個別の銘柄の売買をすすめるものではありません。

  • 点数が低いほど条件が崩れています。低い点数が続くのは、下げが続いている局面でもあります。
  • 点数は MAGS という ETF を軸にしています。7社それぞれの状態は、個別銘柄のカードで別に確かめてください。
  • 条件は固定の線で判定しています。線をわずかにまたぐだけで、その条件の点が入ったり消えたりします。
  • 決算や規制の出来事は、条件の外から値段を動かします。7社はそれぞれの事業の知らせで大きく動くことがあります。

本記事の画面の例は、見方を説明するための架空の値です。ツールの実際の数字とは関係ありません。 本記事とツールは市場の状況を整理するための情報で、特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。