コロナ特集

【 国別感染対策に差が出ている 】感染爆発した国の対策とは?

新型コロナウィルスの第二波が日本では見え隠れし始めていますが、両国に共通する女性リーダー。ときには包み込むような国民目線で、ときには力強いリーダーシップ力が成果を上げ、世界で話題になっていますが、逆に現在爆発的に感染拡大している国があります。

それがブラジルとロシアです。軍を抜く米国に次いで2位と3位の感染国となったこの両国の対策にも共通点があるのか?この辺を深堀りしてみたいと思います。

日本と似ているロシアで感染爆発。

ロシアといえばプーチン大統領が頭をよぎりますが、大統領と首相が存在します。ロシアの場合は大統領の方が権力が強いです。大統領が圧倒的な政治権力を持ち、国内のこまごました仕事を首相に担当させています。そんなロシアですが、はじめは上手く抑え込んでおり、3月15日までの新型コロナウィルスの感染者数は63人、死者数はゼロ。その頃パンデミックの中心は欧州でプーチン大統領は一線を引きしっかりと機能しているかのように見受けられました。

しかしこの他国が悲鳴を上げる中での抑え込みが成功している・・ とロシアが少し気を緩めた頃に事態は急変しました。

5月に入り感染者数激増、1日1万人ペース

5月に入り事態が急変し、1日あたりの感染者数が毎日1万人増えるペースとなっています。いつの間にか感染者数で5番目そして2番目と急増しました。5月末の現在では3番目となっていますが、感染者数、死者数は以下の通り

ロシア:5月30日時点
・感染者数:387623人
・死者数:4374人

80を超える全地域で感染が確認されそして4月30日には、ミシュスチン首相が新型コロナウィルス「陽生」。さすがの楽観視だったプーチン大統領も警戒感をあらわにしました。ロシアと日本が似ていることが人口数です。日本の人口が1億2650万人にたいしてロシアの人口は1億4450万人です。しかし感染者数でいえば日本は17000人弱で、どれだけロシアが感染爆発しているか?が見て捉えらます。

感染対策は日本に似ている

ロシアが気を緩めたとはいえそれはデータ的なことであり、比較的しっかりとした対策を行っていました。

3月28日〜4月5日までを休日に指定し、自宅に留まるよう国民に呼びかけました。4月2日にはテレビ演説でこの特別休日を4月30日まで延長すると表明しています。経済政策としても、この期間の企業の休業にたいして被雇用者の給与を保証するというしっかりとした対策をとっています。感染対策にたいしては日本と同等、そして経済対策にたいしては日本以上の政策とも見受けられます。ではなぜ感染にこれだけ差が出たのか?

” PCR検査 ”

ロシアは感染者数にたいしての死者数は欧米諸国と比較して非常に少ないです。日本よりわずかに高いですが、ここで考えられるのが検査数といえます。積極的なPCR検査で陽生が出てはいますが、無症状の割合も半数近くあります。

世界で同じ基準で検査が行われない限り対等なデータとはいえません。もしかしたら日本とたいして変わらない可能性も考えられますが、今後の参考にはなります。

感染よりも経済重視のブラジル

ロシアは感染者数が爆発していましたが、感染者数、死亡者数ともに急増したのがブラジルです。ここで一気に2番目となりました。

ブラジル:5月30日時点
・感染者数:465166人
・死者数:27878人

死者数でいえばロシアと比べ物になりません。そして感染者数も最近一気に増加していますので、いつ死者数が増えるかというところも警戒です。そんなブラジルですが、ボルソナロ大統領の新型コロナウィルスにたいしての考え方は「ただの風邪」

” 「外出禁止」ではなく「経済優先」を強く訴え、経済への打撃をくい止める ”

これはイギリスのボリスジョンソン首相もこの考え方でした。しかし自身がコロナウィルスにかかり、一時は集中治療室に入ることになり考え直したようですが、ブラジルではこれが普通とされています。もちろん経済麻痺は倒産や失業を生み出します。非常にバランスを取ることがむずかしい状況ですが、極端な対応により感染が爆発しているのは当然の流れでしょう。

経済対策、支援策は機能している

世界中で新型コロナウィルス対策はロックダウンといった流れの中で、特異ともいえるこのブラジルのボルソナロ大統領の考えですが、これは「感染爆発」はしているものの、経済麻痺を起こしていません。ここが注目すべき点です。

ボルソナロ大統領のいうように、ただの風邪と付き合いながら、新型コロナウイルスを乗り越えていくことが、今後世界の主流となる可能性はもちろんあります。今回の新型コロナウィルスを世界中の第一波とすれば、経済をストップさせすぎていることが、今後第二波にたいして同様な対処が可能か?といえば厳しいといえます。

日本でいえば、高齢者が死者数をほとんど占めているデータの中で、都道府県ごとではない対応も検討する必要があります。そういう意味ではブラジルに習うポイントはあります。

そしてブラジルはITを活用した経済対策も行っています。月収が日本円で1万円程度の約2000万人にたいしての毎月の助成金を行うなど経済対策を行いながら、低所得者そして失業者にたいしての支援も行っています。

今回ご紹介したロシア、ブラジルも感染爆発はしていますが、他国同様にあらゆる策を試行錯誤していることは確かです。

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投資歴16年。過去には様々な投資案件を行ってきており、為替FX、暗号資産(仮想通貨)分野に精通しており、現在は、トレーダー講師としても活躍中。
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