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【第2波予想】コロナは冬にどうなる?年内に280万人の死者を出す恐れも

新型コロナの感染者数は世界で2,730万人を超え、インドがブラジルを抜き2位となり、感染者数は8日の時点で428万人となっています。これから秋・冬を迎える北半球の今後の新型コロナ感染状況はどうなるのか?現時点での情報をまとめた上で起こりうるリスクについても考えてみましょう。

コロナは冬に猛威を奮い、世界死者数は年内280万人に

コロナは冬にどうなるのか?肺炎のように新型コロナは寒い気候で一段と流行する見通しのため、北半球の人々は冬が近づくにつれ特に警戒が必要となります。

世界全体の死者数は年内に280万人に達するとの予想も出ています。

現在の死亡者合計数は90万人弱程度ですから、現時点よりも190万人増える計算となります。12月の死者は1日当たり最大3万人に達する恐れがあるとされています。

欧州や中央アジア、米国は注意が必要

厳しい状況に陥るのは、欧州や中央アジア、米国と予想されています。ただしマスク着用やソーシャルディスタンス、人々の集まりの制限により、新型コロナ拡散防止につながり、予想数はかなり抑えられるとも考えられています。

ワシントン大学医学部の保健指標評価研究所(IHME)の最新予測によると、米国のコロナ死者は最も可能性が高いシナリオで年内に41万人(現在19万人弱)に達する可能性があり、最悪のシナリオでは62万人としています。

両シナリオの差異は当局がマスク着用やソーシャルディスタンス確保の義務化をどの程度厳しく行うかにかかっています。

過去のインフルエンザのパンデミック

今世紀に起こったインフルエンザのパンデミックではどのような状況となったのか?

スペインかぜ:1918年
アジアかぜ:1957年
香港かぜ:1968年

ここから今年の冬にコロナでどうなるか?大体起こることを予想もできるでしょう。

スペインかぜ

1918年にアメリカで流行が始まりました。主に春に第1波、秋に第2波、冬から翌年にかけて第3波が襲来しました。このうち第2波がもっとも大きく、世界中に破滅的な大惨事をもたらしました。

アジアかぜ

1957年に感染が拡大しました。春に第1波、11月以降に第2波が襲来。このときも第2波のほうが大きな被害をもたらしました。夏季にも感染は続いていて、秋の学校再開とともにそれが拡大したものと考えられています。

香港かぜ

1968~69年に第1波、1969~70年に第2波が起こりました。アメリカとカナダでは、死亡者の大半が第1波で発生しています。ヨーロッパ、アジア諸国では、第2波で多く発生しました。2つの波の間にウイルスの変異が発生して、地域ごとに感染率が違ったことが原因とみられています。

新型コロナの世界での感染状況を見ていると、既に各地域で様々な変異も見られていますし、このあとの秋冬への感染が、本当の意味での北半球での第2波だと考え万全な対策を取ることが、最悪の結果を避けることにつながると考えられます。

インフルエンザよりも重症化率が高い新型コロナ

この夏の日本では多くの人が、新型コロナ慣れしてしまっているような点がみえています。重症化率が下がり、死亡者数が春先と比べて増えていないことが一因だと思われますが、残念ながら、重症化の程度を見ていますと、インフルエンザや風邪よりもコロナのほうが明らかに高いことがわかっています。

とくに60歳以上の高齢者は重症化のリスクが高く、死亡に至らないまでも重い後遺症が生じる事例も報告されています。

インフルエンザワクチンも足りなくなる

インフルエンザワクチンですが、新型コロナとの複合流行に備え、余分に確保してあるわけではなく、例年どおり約2,500万人分しかありません。これまでも医療従事者や介護従事者、そして高齢者は積極的に接種してきました。働く年代ではだいたい4人に1人ぐらいが接種していました。急には増産できないので、今年はどう配分するかが議論になります。

皆さんの中にもこれまではインフルエンザワクチンは接種していなかったけれど、今年はぜひ接種したいと思っている方が多いかもしれません。しかし、今年は持病などがないと接種できないということを覚悟したほうが良いかもしれません。昨年のインフルエンザ罹患者がやや少なかったこともあり、免疫を持つ人が減ったと考えられますし、今年の罹患者数は増えることも予想されてます。

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自宅待機が感染拡大につながるリスクも

冬場になり、風邪の患者さんが増えることで、感染対策の必要性などから医療が回らなくなれば、若い人や症状が軽い人は、数日は自宅で様子を見るようにという、再度の方針転換が起こる可能性もあります。

そして現在は指定感染症の措置が取られていますが、これが緩和される、または指定感染症から外すということも考えておく必要があります。保健所や医療機関への負担が増加していますので、その負荷は軽減しなければなりません。

しかし指定感染症から外れ自己負担となれば、病院に行くこと自体を避ける人も増えるでしょうから、結果的に感染拡大につながるリスクも高いです。

コロナワクチンを過度に期待しないことが大事

どのワクチンにも確かな効果があり、安全性も確実であるかについては、いまだ十分な情報がありません。そのような状況の中で、感染リスクの高い高齢者を優先とするワクチン接種には、問題があると考えられます。

例えば、接種した高齢者が2日後に亡くなったような場合、その原因は持病だったのか、ワクチンの副反応なのか、明確に判断することができません。そうしたことがまた報道を過熱させて、接種が進まないといったことが起きる可能性もあります。

米大統領選挙を11月に控え、トランプ大統領はコロナワクチンを自身の得票に有利に働かすために利用しているのも明確ですが、過度な期待はリスクが高すぎますので、少なくとも今年の冬にはコロナワクチンには一切期待できないと考えておくべきでしょう。

新型コロナ冬に起こる第2波に対する3つの予想

シナリオ1:小さなコロナの連続

現在の第1波の後に、少し小さな第2波がやって来る。その後1~2年、こうした波が繰り返しやって来て、やがて小さくなっていくというパターン

シナリオ2:第1波を上回る第2波

スペインかぜやアジアかぜのように、2020年秋から冬に、第1波を上回る第2波が襲来する。そして、2021年以降も小さな波がやって来るというパターン

シナリオ3:明確な波が起こらない

第1波が収まった後、明らかな波は起こらずに、感染は徐々に小さくなる。各地域で感染の拡大と収束を繰り返しながら、流行が続いていくというパターン

コロナは今後どうなるのか?

コロナについては今後どうなるのか?どういうシナリオになるかはまだ不明ですが、最悪の事態を想定した上で、軽く済めばラッキー。というくらいに考えておくことが良いのではないでしょうか。今回の台風10号の事前の報道と実態と同様にですね。

過剰流動性相場の中で、ボラティリティの高さを逆に活かした大きなトレードをソフトバンクGなど行っているようですが、これによって市場から振り落とされる個人投資家は多いでしょう。ここに秋冬の第2波が到来すれば、最も軽く済めば市場への影響は軽微に終わりますが、実体経済は確実に長期に渡り悪化しますし、そのリスクを理解した上で市場参加を心がけることが重要だと考えられます。

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チャーリーTAKA
チャーリーTAKA
日本を代表する投資家兼実業家でもあり、グローバル・チーフ・ストラテジストとして活躍中。
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