カリフォルニアでは再度の規制
新型コロナの世界での感染者数は13,026,225人、死亡者数は571,685人となり、感染者数は1,300万人を超えてきました。
昨日は途中までは大きく上昇していた米株式市場でしたが、新型コロナ感染再拡大の影響で、カリフォルニア州などが経済活動再開を後退させたことが嫌気され、利確売が続き安く終わりました。日経先物も昨日より安くなっていますので、今日の東京市場は調整局面となりそうです。
ソフトバンクGが過去最高値を更新
ソフトバンクG株が継続的に上昇しています。中国のアリババ・グループが最高値を付けるなど、TEC系企業を中心とした投資先企業の価値が回復していることが一番の要因となっています。
そして残高が高水準に膨らんだ信用売りの買い戻しも入り、業績と需給の両面で好循環に入っている形です。昨日の株価は6,532円と続伸し高値引けとなり、ITバブル崩壊直前の2000年3月以来、20年ぶりの高値を再度更新しました。
AI TRUSTでは2月半ばの段階でソフトバンクGの株価に対してのレポートをアップしています。まだご覧になっていない方はこちらから今すぐダウンロードしてご確認下さい。

レポートアップのあと、新型コロナショックでの株式市場暴落で、ソフトバンクGの株価も3月19日には2,687円まで下落しましたが、過剰流動性資金の株式市場への流入により、株価は大きく上昇することになりました。
ソフトバンクGは、過剰流動性相場、アフターコロナバブルの最も大きな恩恵を受けている1社とも言えますね。
信用売の買い戻し
現在、ソフトバンクGの信用取引を通じて空売りした、投資家の未決済残高である売り残が大幅に膨らんでいます。7月3日時点で信用売合計残は10,504,000株で、2009年5月以来11年ぶりの高水準に達しています。
信用買い残高を売り残で割った信用倍率はこの時点で0.78倍です。6月に入り0.8倍を下回る低水準が続いていますが、3月13日の時点では5.16倍でしたので、現在は買い戻しのマグマがたまっている状況と言えます。
アリババの株価上昇が牽引
アリババの米預託証券価格は連日で上場来高値を付けています。ソフトバンクGが前期決算で、過去最大の最終赤字計上要因のビジョン・ファンドの投資先価値も回復傾向にあります。
米配車サービスのウーバー株は3月の安値は14.82ドルでしたが、現在は33.14ドルまで上昇し、2倍以上になっています。

出資先企業のIPOも続く
さらには出資先の米製薬ベンチャー、リレー・セラピューティクスが新規株式公開の届け出を行い、中国の不動産関連企業でもIPO報道もあり、現在の株式市況を考えれば、上場後のこれらの株式もソフトバンクGに大きな利益をもたらす可能性も高いです。
自社株買いも着々と進む
自社株取得枠5,000億円に対して、6月17日から23日の間に合計1,017億円を買い入れており、取得枠に対する進捗率は20.3%となっています。
1週間で約1,000億の買いを行ったわけですが、残り4,000億円分がこのあと継続的に市場で買われることになるわけで、株価上昇に勢いがつき、信用売側が白旗をあげることになれば、さらに上昇が加速することも充分考えられます。
ピンチをチャンスに換える経営手法が飛躍に
孫正義CEOは、今までたびたび、ピンチをチャンスに転じる経営手法を繰り返し打ち出し、ソフトバンクGを巨大企業に成長させてきました。
アメリカでのインターネット関連企業への出資、買収、ヤフージャパン、更にはブロードバンド事業では当時圧倒的に強かったNTTに挑み、2002年3月期から4年連続の赤字を計上した後、06年にボーダフォン(現ソフトバンク)を1兆7,500億円で買収し、飛躍のきっかけをつかみました。
過去最大の赤字を記録してからまだ間もない状況ではありましたが、過剰流動性資金が株式市場に流入し、新型コロナの事業影響が少ない、更には追い風となった各社への出資が功を奏し、市場で再評価されているわけです。
外から見れば無謀と思われるような投資も重ねましたし、ユニコーン企業への投資では世界中の専門家からも批判を浴び続けましたが、財務体質を即座に強化し、切り捨てるものを切り捨てる早い判断により、傷を最小限に抑えつつ、前進し続ける経営手法は、やはり群を抜いた嗅覚といえ、アフターコロナバブルの日本株の中では一番の主役と言えるのかもしれませんね。
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