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【5月18日】いま世界で何が起こっているのか?

いま世界で何が起こっているのか?

新型コロナの世界での感染者数は4,708,415人、死亡者数は314,950人となっています。

全体的な感染の伸びはここに来て少しずつ収まってきているようにも感じますが、新興国、途上国ではそもそも検査体制が整っておらず、感染者の人数が正確に把握できていない事が考えられますので、安心するレベルにはまだまだ時間がかかると考えられます。

アフターコロナ:オンライン診断の加速

パソコンやスマートフォンなどで医師の診断を受けるオンライン診療が世界で急増しています。新型コロナの感染拡大をきっかけに病院へ通うのが難しくなった患者が増え、米国などが保険を本格適用したためです。

米国は2020年の診療回数が感染拡大前の予想の30倍近くに増える見通しとなっています。日本もオンライン診療を活用して医療を効率化し、年40兆円を超える医療費の削減につなげる必要があります。

オンライン診察が進むことで、自宅に居ながら気軽に診察を受けられた上で、自宅近くの薬局で薬を受け取れる仕組みが充実すれば、悪化する前に病気を治癒させることにもつながりますし、医療費の継続的な削減にはつながる可能性が高いです。

アフターコロナ:管理社会が進む

西村康稔経済再生担当相は17日放送のNHKの討論番組で、新型コロナ感染症は収束局面へ転じたとの認識を示し、新たな感染の防止策としてスマートフォンアプリを5月中に導入する方針を示しました。

西村再生相は「新規感染者の数が明らかに減少傾向であり、いわゆる収束の道筋に乗った」と述べています。一方で、第2の感染拡大の波を防ぐ必要があるとして、感染者との接触リスクを知らせるアプリを「多くの人に導入してほしい」と語っています。

ブルートゥースの記録を活用し、感染が判明した人と過去に接触した可能性を知らせる仕組みですが、電話番号などの個人情報は守ると強調しています。

しかし、今までの数々の失態を考えた場合、個人情報の漏洩を防げるとは到底思えません。そしてアフターコロナの時代は、世界各国で管理社会はどんどん進んでいくことも想定しておく必要がありますね。

米:オバマ元大統領 トランプ政権を批判

米国のオバマ前大統領は、かつて黒人を対象に開設された大学群「歴史的黒人大学」のオンライン卒業式で演説し、卒業生らに激励の言葉を贈りました。この中で、現政権による新型コロナ感染拡大への対応を厳しく批判しています。

オバマ氏は演説で「このパンデミックでついに、トップに立つ人々の多くが何をしているのか完全に露呈した。責任を持つ素振りさえみせない人も多い」と述べています。

トランプ大統領を名指しこそしませんでしたが、公の場での異例の政権批判となりました。バイデン候補への追い風が加速することになりますが、国民の不満を自らからかわすために、トランプ大統領は更に過激な発言を繰り返すことも予想すべきですね。

経済の回復は来年終わりまでかかる

FRBのパウエル議長は、経済は回復するとした上で、時間がかかるかもしれない。来年の終わりまで長引く可能性がある。本当に分からないと語っています。

過去100年間という単位で考えてみても、今回の様な形での経済減速、金融支援策は、人類は経験したことがないわけで、予想外の事が今後起こっても当然だという事は、常に頭に入れておく必要があります。

米:ファーウェイへの規制再強化

米商務省は15日、すでに禁輸措置対象に指定されているファーウェイへの規制を再度強化し、同社が米国の技術やソフトを利用した半導体を間接的に取得できないようにする新たなルールを発表しました。当然のことながら、中国の対抗策も今後行われることも予想されますし、米中貿易摩擦は加速が止まりません。

サウジアラビア:ビジョンファンド投資を担保に

サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)は、ソフトバンクGのビジョン・ファンドへの投資を担保に、約100億ドルの借り入れを計画していると、関係者が明らかにしました。

複数の投資銀行と話し合いをしているといいます。PIFは声明ではこの件を否定しています。しかしもし、ビジョン・ファンドへの投資部分を金融機関に担保に入れた場合、株式市場が大きく下落し、担保が大きく毀損した場合、追加で追証が発生することも考えられますし、ビジョン・ファンド自体にとってはあまり良い話とは言えないかもしれません。

本日、ソフトバンクGの決算発表がありますが、ビジョン・ファンドについても語られることになるでしょうし、注目が必要です。

下記の記事もぜひ合わせて読んでおいてください。

孫正義氏の野望・夢は崩れ去るのか?新型コロナの猛威が続く中、AIの企業群の中核となり、世界的なハイテク帝国を築くという孫正義ソフトバンクG会長の夢が崩れ去りつつあるのか?...

日本:リニア新幹線はどうなる?

新型コロナ対策の長期化がほぼ確実になったことで、鉄道各社の業績懸念が高まっています。特に新幹線への依存度が高く、リニア中央新幹線の建設を行っているJR東海への影響は大きいです。

JR各社は民間企業とはいえ、もともとは国鉄であり、極めて公共性が高い事業です。アフターコロナの社会を見据えた上で、鉄道網をどう運営していくのか国民的な議論も必要になってきているのではないでしょうか。

JR東日本のGW期間中の利用者数は、新幹線が前年比95%マイナス、在来線の特急列車の利用者数は同じく95%のマイナスでした。JR東海は新幹線がマイナス94%、在来線がマイナス96%、JR西日本は山陽新幹線がマイナス95%、在来線特急も95%のマイナスとなっており、各社とも総じて95%程度、利用者数が減少しています。

リニア新幹線は必要なのか?

アフターコロナの時代、テレワークの浸透で、出張自体が大幅に削減される事が想定されます。リニア新幹線がそのような中で本当に必要なのか?そもそも需要低下する中で採算が合うのか? 不採算が続いた場合、新幹線や在来線の乗車券、特急券価格の値上げなどのしわ寄せが来ないのか?心配な点が多くありますね。

上場する各社の株は低迷が続くことも予想されますが、一定の配当利回りの水準まで株価が落ちれば、紙幣の下落への保険として魅力はあるように感じます。なんといっても好立地に多くの土地を所有しているわけですから。

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