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【4月6日】いま世界で何が起こっているのか?

コロナ最新状況

自国中心主義が医薬品でも!

食料に続き医薬品でも自国中心主義が行われています。インドは抗マラリア薬ヒドロキシクロロキンの輸出を全て禁止としました。トランプ大統領は新型コロナでこの医薬品がゲームチェンジャー、状況を一変させるものと繰り返し言及してきました。

しかし、インドでも新型コロナの感染が急速に広がっている為、今回は一切の例外なく即時禁止とされました。自国民を守るために優先させることは理解できますが、食料、医薬品、医療品で世界が同様の措置を取った時に、グローバリズムは一気に逆方向に進むことになります。

中国は新型コロナでもしたたかに

中国は人道支援の名を借りて、各国に支援物資としてマスクを送るという、マスク外交で他国に貸しをつくっています。普段の生活用品のマスクでさえ、国家戦略の武器となるということです。新型コロナ蔓延の原因は中国の初期対応のまずさ、世界への正しい情報発信を行わなかったことに問題の一端があるにも関わらず、立場が逆転しました。

製品を作る側、食料を持つ側が、買う側、求める側に勝るという不条理が起こっています。人工呼吸器や医薬品や食料は今後は世界で奪い合いとなるリスクが高まっています。製品を生産して輸出できる国や企業は地政学的に強い立場となります。

発展途上国、スラムでの広がり

ブラジルでは未だ新型コロナでの移動制限を行っていません。

ボルソナロ大統領は経済活動を優先しており、4日で感染者は倍増し1万人を超えました。大統領への支持率は大きく下落しています。特にファベーラと呼ばれる貧民街での感染拡大が酷い状況にあります。フィリピンのスラム街では感染拡大が続いたため、早期の段階で移動禁止措置が取られました。インドでも早期の段階で、13億人国民全ての移動禁止措置が行われました。

アフリカ諸国のような貧困層が多い国で、この後、どのような措置が取られるか?

新型コロナが今後どのように広がるかを予測できます。世界全体での今後の感染拡大の状況も推測できますし、対応がまずければ、新興国通貨、新興国債権は感染拡大により、再度暴落するリスクが非常に高いと考えておくべきでしょう。

» 【参考記事】新型コロナで悲惨な状況が予想されるアフリカ

離婚率の急増

中国では3月の離婚率が急増しました。新型コロナでの移動制限により、家庭内に家族が閉じこもり、家庭内暴力の事例も急増しました。

米国など、ロックダウンの初期段階にある国・地域にとって、これは悪い兆候です。普段長い時間一緒に過ごすことがない家族が、限られた空間で長い時間を共に過ごすことが、人間関係を悪化させる恐れがあります。

非常事態宣言

ようやく日本でも非常事態宣言が出される様子ですが、ここまで来るのに時間がかかりすぎていますね。

昨日の夕方は、小池都知事が ” 政府に迅速な判断を! ” という発言をしていましたが、都としてなぜ独自に判断、発表ができないのか?

これも不思議に思います。自らが大きな責任を負いたくないためなのか?トップの立場の人間が皆これではコロナ蔓延を抑えることはできません。

緊急事態宣言がなぜこれだけ長引くのか?
PCR検査が各国と比べてここまで遅れる、検査数が少ないのはなぜなのか?

ひとつの理由として考えられる事は、医療現場で優先的にPCR検査を行った時に、院内感染が広がっていれば、その病院が機能しなくなります。周りの病院に多くのしわ寄せもいき、急患の受付、通常医療業務ができなくなるなどのリスクを考えてのことだと思われます。

しかし、だましだまし医療現場を今の状況で運営を続ければ、感染者は現場で一気に拡大し、医療崩壊が起こるリスクがあります。だからこそ非常事態宣言を2週間前の段階で出すべきだったのではないかと悔やまれます。

支持率低下

安倍内閣への支持率は2018年10月以降最低の43.2%となり、不支持率は52.7%と支持率を上回りました。緊急事態宣言を出すべきと答えた人は全体の80%を上回り、後手後手の政権対応への不信感へとつながっています。

現金給付

家庭に対しての現金給付は30万円という案が進んでいますが、フリーランスを含む個人事業主に対しては100万円、中小企業に対しては最大200万円を給付する案でまとまりそうです。

明日7日の緊急閣議会議で決定されるということですので、明日以降決定し次第速報でお知らせします。中小企業、飲食店は現在コロナ感染拡大の中、人の移動が制限され、売上が蒸発しています。本当に資金繰りが厳しい状況にありますので、閣議決定後の即座の実行が望まれます。

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【AI TRUST編集部】大泉
【AI TRUST編集部】大泉
AI TRUST編集部の為替担当大泉です。FX、為替歴は11年。今までにトレーダーとしても活躍。最近は為替の自動売買ソフトのアドバイザーなども務めており、為替のプロフェッショナル。
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